今回は、最近の無料オファーの中でも、かなりヤバい内容のオファーが発信されたので、注意喚起の意味も込めて僕なりの意見を述べていこうと思います。


それでは早速いってみましょう。




伊藤ひであき  スキマリッチプログラム







特商法の記載





運営責任者  伊藤ひであき

所在地  札幌市清田区清田2条2丁目5-10-303




スキマリッチプログラムのレビュー





今回の、伊藤ひであき氏が発信するスキマリッチプロジェクトは、以前に行ったオファーの再リリース案件となっています。


ちなみに、その内容は


「PPCアフィリエイトで稼ぐ方法のセミナーへの勧誘」


です。


ちなみに、PPCアフィリエイトとはどのようなビジネスモデルなのかというと、端的に言えば


「お金をかけて広告を打ち、その広告から自分が販売したい商品ページへと誘導する」


という稼ぎ方のことをいいます。


例えば、「東京 賃貸」というキーワードで検索をかけた際、このようなページが出てくるはずです。




上記の画像の赤枠で囲っている部分がPPC広告となっています。


要は、この部分に広告出して訪問者を自分のページに誘導していき、成約をとる事で収益をあげていくビジネスモデルがPPC広告で稼ぐということです。


もちろん、この部分に自分の広告を打っていくためには、広告費が掛かります。


以前であれば、ある程度の広告費を掛けていけば、誰でもわりと簡単に稼ぐことができていた事は事実です。


ただ、あまりにもアフィリエイターによる無機質なPPC広告が膨大な数生まれてしまったため、Google側とYahoo側がかなり厳しい規制をする事になりました。


例えば、ありえない効果を謳うような表現であったり、誤解を招く恐れのある表現、信頼性に欠ける表現などを用いた広告は全て打てなくなったのです。


だいたい、アフィリエイターが打つ広告というのは、上記のような


・ありえない効果を謳うような表現

・誤解の招く恐れのある表現

・信頼性に欠ける表現



が非常に多い傾向にあり、まっとうなものはほとんどありません。


これは、情報商材を取り扱うASPなどを見て頂ければ、一目瞭然ですね。


それゆえGoogle、yahoo側からの規制が入ってからは、多くのアフィリエイターが取り扱うような情報商材を販促するための広告を打っていくことはできなくなりました。


仮に現時点でPPCアフィリエイトを取り扱っていき、収益をあげていく事は不可能なことではありません。


ただ、広告を打っていく上での文面や切り口、表現を戦略的に練っていかない限り、売り上げにつながるような広告を打っていくこと中々難しいと思います。


あなたに、圧倒的なコピーライティングスキルなどがあれば別ですが。。。


また、PPC広告はこちら側が広告費を支払って初めてなりたつものです。


もちろん、稼げる見込みのあるキーワードで広告を打っていこうと思うと、当然たくさんの競合がいます。


何より、競合がたくさんいるキーワードで広告を打っていくためには、かなりの額の広告費がかかることを覚悟しなければいけません。


それこそ、ネットビジネス系でいう「アフィリエイト」「ネットビジネス」のようなビックキーワードでPPC広告を打とうとするのであれば、数十万では効かない額の広告はかかってくると見て間違いないと思います。


もちろん、広告費がかかるからと言って、安い広告を打ってしまえば売り上げをあげることはできません。


そればかりか、売り上げの上がらない広告を取り扱うことで、大赤字になってしまう場合だってあります。




今の時代、PPC広告から直接商品販促ページへ誘導しても稼げない





また、今ほどネットビジネス、アフィリエイトという情報が広まる前なら、PPC広告を打ち、直接商品ページへユーザーを誘導しても、割と簡単に成約をとっていくことができました。


ただ、それは世間的にまだまだネットビジネスや、アフィリエイトという認知度が低かったからできたことです。


これだけ、ネットビジネスやアフィリエイトという情報が広まり、ある程度の知識を身につけたユーザーが増えた今の時代、それほど簡単に成約をとれるなんて事はまずありえません。


それこそ、PPC広告からの誘導で何かしらの商品の成約をとっていくのであれば、きちんとした教育ができるメディアをあらかじめ構築しておく必要があります。


例えば、ブログやメルマガなどですね。


その上で、PPC広告から、そういった教育を行えるメディアに誘導していくのであれば、まだ理解はできます。


しかし、PPC広告から直接、商品販促記事への誘導で成約を取れるほど今の時代甘くはありません。


ですので、PPC広告を有効活用していくのであれば、PPC広告からいきなり商品ページに誘導するのではなく、教育がしっかりと行えるブログなどに誘導してから、商品ページに誘導していくべきだということです。


もちろん、教育を行うメディアも適当な作り方では、商品への購買意欲や関心を掻き立てることはできません。


そう考えた時に、わざわざPPC広告を使っていく必要ってあるのかなと思うわけです。


少し前の時代であれば、ある程度の広告費を支払った広告ならばアクセスを集めることができました。


ただ、今現在それなりのアクセスを集めるPPC広告を打つには、かなりの広告費を支払う必要があります。


それなら、PPC広告と商品ページの間に挟むブログなどのメディアで集客を行えばいい話です。


収益に直結する広告を打てる人なんて、よほどの資金力がある人、もしくは企業でしか広告費を支払う事はできません。


ですので、結論からいってPPC広告で稼ぐ(PPCアフィリエイト)ことは時代的にも難しいということは断言しておきたいと思います。


もちろん、最初から莫大な資金を掛けられる人なら、PPC広告によって、そこそこ収益を挙げられるのかもしれませんが、それだけの資金力がある人ならわざわざアフィリエイトなんてやりませんからね。




スキマリッチプログラムが絶対に稼げない理由





そんな、PPCアフィリエイトでの稼ぎ方を教えてもらえるのが、今回レビューしています伊藤ひであき氏の


「スキマリッチプログラム」


です。


おそらく、ここまでの僕からの説明で今の時代、個人で稼いでいくにはいかにPPCアフィリエイトが非効率であるのかは理解して頂けたと思います。


ただ、それであっても「自分はPPCアフィリエイトで稼いでいくのだ」という人がいるのであれば、それははっきりいって


「時代を読む力無い人」


ということですし、そういう人は自分の間違った信念に基づいて、大きな損害を一度被ることが、今後稼げるようになる最善の道なのかもしれません。


実際、自分の考えなどはどれほど意見を求め、アドバイスを受けても簡単に変わるものではありませんからね。


しかし、自分はより効率的にネットビジネスで稼いでいきたいと思う方であれば、今回の伊藤ひであき氏が開催する、スキマリッチプログラムに参加するべきではありません。


実際、今の時代であればPPCアフィリエイトよりも簡単に、そしてお金を掛けずに稼げるビジネスモデルはどんどん出てきていますので。


おそらく今の時代、個人でPPCアフィリエイトをやっていく人は、売り上げどころか広告費だけがかかってしまって、結果的に赤字だけが積み上がるという人がほとんどだと思います。


それぐらい、PPCアフィリエイトというビジネスモデルは今の時代とマッチしていないビジネスモデルなのです。




スキマリッチプログラム参加者から直接頂いた情報





ちなみに、今回レビューしてきました、スキマリッチプログラムですが過去に一度オファーがあったものだと、冒頭でお話しました。


そして、実際その過去のオファー時に参加されたという方から、僕の方に情報提供を頂いたのですが、どうやらセミナー後


「60万円への高額塾への勧誘」


があるようなのです。


この記事だけをご覧になられている方なら、そんなバカなと思うかもしれませんが、この値段の塾へのオファーに入塾した
、セミナー参加者はなんと半数以上に登ったようです。


端的に述べれば、100人参加したセミナーだった場合、約50人前後の人が60万円のオファーに参加したということになります。


おそらく、この事実をご覧になった大半の人は


「なんでそんな高額な塾へ簡単に入ってしまうの??」


と感じたはずです。


もちろん、スキマリッチプログラムのセールスページをご覧になればわかる通り、決して高度のセールステクニックがあるわけではありません。


また、それだけクオリティの高いコンテンツが用意されているわけでもないわけです。

(コンテンツ内容も参加者の方から情報を頂いています)


それなのに、なぜセミナー参加者の半数以上もの方が、60万もする高額なオファーを簡単に受けてしまったのでしょう。


答えは簡単です。


「セミナーの成約率は異様に高いから」


これが答えになります。


つまり、ネット上でセールスを行いよりも、実際にオファー発信者と直にあって、その場を共有することで、簡単に誘導されてしまうのです。


これには原因があるのですが、端的にいうとセミナーという形式に大きな要因が含まれています。


というのも、セミナーというのは基本的に


「講師が参加者に向かって一方的に話をする」


のが普通ですよね。


ただ、この状態というのはある意味で危険なんです。


というのも、一方的に情報だけを与えられて、半ば強制的にその情報を”聞かなければならない”状態に置かれてしまうと、人間の脳の構造上、思考停止してしまう傾向にあります。


脳が思考停止になると、自分に送られてくる情報に対して同調する傾向があるのです。


テレビ番組、CMが、販促効果として絶大な理由は、情報だけが一方的に受け手に流されるという図式があるからなんですね。


結果として、その相乗効果によりテレビを閲覧する人は、テレビの情報は間違いないと認識してしまうということになります。


それゆえ、セミナーという一方的に講師からの情報を聞かなければいけない状況での、成約率は飛躍的に向上するのです。


もちろん、僕はセミナーがだめだと言っているわけではありません。


それこそ、有益な情報を発信してくれるセミナーであれば、大金を払ってでも参加するべきです。


ただ、今回の伊藤ひであき氏が行う、スキマリッチプログラムというオファーは、情報提供者からの内容を聞く限り、とても有益な情報とは思えないのです。


しかし、セミナーという形式でやりとりをするため、大半の方が決して値段に見合うことのない塾に大金を払ってしまう。


それゆえ、「無料だから」「とりあえず、その日は何もないから参加しておくか」という気持ちでセミナーに参加する事は控えるべきだと思います。



もちろん、「それでも」という方は・・・・とう他ありません。



というわけで、伊藤ヒデアキ氏のスキマリッチのレビューは以上になります。


では。


PS


ちなみに、今回のような無料オファー発信者の”狙い”の全てを以下の記事で解説していますので、参考にしたい方は一読してみて下さい。


>無料オファー発信者の真の意図とは