根本です。


先日、ビットコインを含めた仮想通貨についての注意点や、リスクについて言及させて頂きました。


参考:仮想通貨、ビットコインは本当に儲かるのか?




しかし、最近の世間における仮想通貨ブームは止まることはありません。


それに乗じて、ネットビジネス業界ではビットコインを含めた仮想通貨における、「自動売買ツール」が出回り始めています。


今回は、そういった「仮想通貨ツール」についての注意点について、少し言及しておきたいと思い、筆をとりました。


悪質なツールもかなり出回っているようなので、是非参考にして下さい。





仮想通貨、ビットコイン、リップル、イーサムリアの自動売買ツールの注意点






先ほど、この業界における仮想通貨系のツールは非常に悪質なものが多いと言及させて頂きました。


実際、仮想通貨のツールによるオファーは増加傾向にあります。


もし、そういったツールが本当に有効なものであれば、彼らがこぞっていうように


「ほったらかし」


でお金を稼いでいくことはできるでしょう。


それこそ、仮に100万円の資金に対して、月に10%の利率をだせるのであれば、100万円が110万円になり、そしてその110万円が121万円というように、元での資金を「ほったらかし」で増やしていくことができるのです。


ちなみにですが、仮に今言った10%の利率を5年間継続できたとすれば、その元でになるお金が100万円の場合、なんと


「2億7000万」


程度の資産に膨れ上がることになります。


10%の利率であっても、それを複利で増やすことができれば、元のお金は5年間でなんと280倍になってしまうのです。


そして、この利率10%をもし10年間回し続ければどうでしょうか。


なんと、その最初の100万円は


「800億円」


までのお金に膨れ上がることになります。


どうですかこの現実。


もし、世の中にそんなツールが存在したら、そのツールを使った人の全員が将来的には


「ウォーレンバフェット」


のような億万長者になってしまうことになるわけです。


しかし、実際の高額塾などの募集の際には月に10%の騒ぎではない、数字を謳っているケースがほとんどだったりします。


要は、月に10%以上の利率を出せると豪語して、そんなツールを数十万で販売しているのが今の高額塾系のオファーの実態なのです。


冷静に考えれば、そんなツールがポンポコ出揃うなんてことはありえない話だと思います。


ただ、残念ながらそんなありえない利率を謳うツールにお金を出す人も少なくありません。



それこそ、最近の仮想通貨のツールを除けば、過去に株式投資や、FX、バイナリーオプションと言った様々なツールがありましたが、そのツールで大きな資産を作ったという人を見たことがありません。


というか、投資ツールだけでお金持ちになった人はゼロだと思います。


結局、投資の世界もそんなに甘くはありません。


要は、単調なロジックで自動売買を繰り返し、継続的に利益を生み出すなんてことはできるはずないということです。


あの世界一の投資家、ウォーレンバフェット氏ですら、世界トップクラスの大富豪になるまでの1ヶ月の利率は


「2%の以下」


と言われていますので、自動売買ツールの販売で言われている利率の数字がいかにデタラメで、ありえない話なのかはわかると思います。



バフェット氏は、今の資産を築くまでに月利2%を約40年間継続したと言われていますので、その事実だけとってみても、


「ウォーレンバフェットですら、月の利率は2%」


だということです。


仮にこの記事をご覧になっている方で、仮想通貨や投資系のツールに魅力を感じている人がおられましたら、この現実をきちんと認識して下さい。


要は結局のところ、高額塾やその他で販売している自動売買ツールというのは、投資やトレード自体やったことのないアルバイトエンジニアが作ったものであり、そんなツールで、高い利率など出せるはずもないということです。


現状、世間的な動きを見てもビットコインやイーサムリアと言った、仮想通貨市場が盛り上がっていることは間違いありません。


それこそ、今後ますますその参入者が増えていくことも予想されます。


つまり、仮想通貨の市場の相場自体が右肩上がりで上昇しているということです。


これはどのようなジャンルの投資であっても同じですが、今のビットコインのように市場そのものが上昇している時というのは、どんなに適当に売買しても、


「買って、時間をおいて売る」


ということを行えば、勝手にお金は増えていきます。


なぜなら、市場の相場自体が右肩上がりで伸びているからです。


つまり、その市場の相場が伸びている時であれば、


「買って、時間をおいて売る」


という論理を適当に組み込めば、そのツールは”稼げるツールに見える”ということになります。


しかし、それはあくまでも


「市場自体が現在伸びているから」


できることであり、そのツールの論理が今後も有効なわけではありません。


よって、そんなツールには価値はなく、そんなツールを買うということはお金をドブに捨てるのと同じことだということです。


今の相場傾向なら、わざわざそんなツールを導入しなくても


「買って、時間をおいて売る」


ということを適当にやっていても、結果は同じですからね。



少なくとも、現状のビットコインの相場などは、それだけ適当にやっていても稼げてしまうぐらいの状態ということです。


ただ、そんな状態(買って時間をおいて売れば儲かる)は投資の世界のこれまでの傾向として、すでに市場が末期症状である可能性があります。


僕の個人的な感覚としても、現状の右肩上がりの状態はいつ終わってもおかしくないです。


ただ、見方によっては今の状態がまだまだ続くとも見えたりもします。



結局のところ、そういう市場の動向を的確に判断できる人が勝ちをかっさらい、その判断を間違う人が大損を食らうというのが投資の世界だということです。



さらに言えば、そんな勝ち負けの部分も実際のところはそのほどんどが運次第であり、勝つべくして勝っているなんて人はほとんどいないと思います。


もっと言えば、投資の世界で”勝ち続ける”ということを継続的にできている人は、もうそれはそれはごく少数だと言えるわけです。


しかし、そんな少数の人ほど「楽」というような現実とは程遠い、血の滲むような努力を行っているのが実際のところです。


ただ、先ほども申しましたが、世界一の投資家でさえ、月の利率は2%くらいであり、それを継続させた人が世界のトップになっています。


その事実を見る限り、それ以上の利率を平然と提唱し、数万円、数十万円で販売されている自動売買ツールが、どれだけ非現実的なものであるのかは理解して頂けるはずです。


まして、市場自体が上昇傾向にある仮想通貨の市場において、そういった自動売買ツールがいかに意味をなさないものなのかということは言うまでもありません。



適当にアルバイトの求人を出し、それに乗っかった底辺エンジニアを捕まえて、適当にツールを作らせる。


そして、そんなゴミツールをそれっぽく見せれば、それで成立してしまうからです。


もっと言えば、仮想通貨という市場自体は投資の世界で言えば、まだまだ新興勢力であり、過去の相場の値動きを判断できる統計データなんて揃っていません。


ツールというものは全てが過去の統計データで決まるものですので、そのデータがない状況でツールクソもないわけです。


それであっても、今後ますます仮想通貨を題材としたツールがどんどん販売され、手を替え品を替えリリースされると思いますが、僕は絶対に手を出すべきではないと思います。


そんな意味をなさないツールにお金を払うくらいであれば、今の市場であれば、単純にビットコインなどを買っておくだけでそれなりの儲けにはなるはずですので。


ただ、その分大きな「暴落」がいつ来るかはわかりませんが。。。


この辺りの動向は、先日の仮想通貨に関しての記事を参考になさって下さい。


参考:仮想通貨、ビットコインは稼ぎ続けられるのか?その危険性



では、今回は以上になります。



PS


今日ビットコインが大きな値下がりをしたみたいですが、それによって非常に大きな損失をおった人がたくさんいるみたいです。


もちろん、ここから反動で値上がりする可能性もあります。


ただ、いずれにしても投資の世界ではそんなことは十分に起こり得ることであり、仮にこれから相場がどうなろうと大きな上がり下りを避けることはできません。


結局、投資の世界というのはそういうものであり、投資で稼いでいこうと考えるのであれば、一時の大損にへこたれない精神力が必要になるということです。


ただ、僕の場合は一瞬にして自分のお金がなくなるということであったり、投資のような先行きが読めないもの、稼ぐべくして稼げないものは
精神衛生上よくないと思っていますので、今後もやることはありません。


結局、精神を安定させながらお金を稼げるのは、お金を稼ぐべくして稼ぐビジネスしかないということです。




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