「脳の使い方がずれてるなー」
これが僕がネットビジネスで稼げていない人の指導に当たる時に感じる主な感想です。
逆に、ネットしかりリアルな方面のビジネスや根本的に結果を出す人間というのは知ってか知らずか脳の使い方がうまいんですよね。
いや、正確に言うと脳の使い方が”正しい”。
つまり自分が成果を出していく上で大切なことというのは、ノウハウやスキルなのではなくこの根本的な部分だったりします。
しかも、これってちょっとした認識の差だったりするんですよね。
だからこそ、その差を埋めるだけで劇的に能力が向上してその結果収益がグーンと伸びることがある。
やっぱり、僕のようにコンサル業をやっている人間からするとスキルやノウハウ以上に、いかにしてその人自身の能力やエネルギー、モチベーションを高めてあげるかが重要だし、それがやっぱり一番結果に結びついてくることだと本当に思うわけです。
稼げる人間と稼げない人間の違いはスタートの認識の違いのみ
実は、結果をだす人と結果をだせない人の違いというのははっきりいってそれほど差ってありません。
つまり、ビジネスに置き換えれば稼げる人間と稼げない人間の差って本当に紙一重であるということ。
本当これはつくづく感じます。
で何が違うのかというと、実践する上で実際に取り掛かる時の認識という部分。
例えば、ネットビジネスの場合実際にやり始める人というのはおおよそこんな感じだと思います。
1、稼げる方法は何か探す
2、情報収集をする(教材やノウハウ)
3、実践する
4、結果がでる
今現在ネットビジネスで結果がでていない人であっても、おそらく結果を出して稼いでいくプロセスの形をこのようにイメージしている人が大半なのではないかと思います。
ただ考えて見て欲しいのですが、このプロセスで実際に4の結果を出すというところまで行き着く人ってどれぐらいいると思いますか?
実はこのプロセスをイメージして取り組んでいる人で、最終結果を出すというところまでのステップにたどり着ける人というのはほぼいません。
それどころか、3の実践するということすらできていない人がほとんど。
つまり、そもそも論としてこのようなプロセスをイメージする、あるいはこのような思考自体が結果がでる考え方ではないということなんです。
現に、僕もこのプロセス、思考法でやれと言われた場合結果を出せる自信ってありません(笑)
では結果をだせる人間、稼げる人間というのはどのようなプロセスをイメージし、どのような思考方法で実践しているのでしょう。
それは
「結果をだす(稼ぐ)ということは大前提として方法を考える」
ということです。
つまり、結果をだす人というのは結果がでることは当然のことと考えた上で思考しプロセスをイメージしているのです。
だから、結果をだす人は稼げると確信した上で
「何で稼ぐか」
これを考えてプロセスをイメージするのです。
こんな感じ。
稼ぐ、結果をだすことは大前提とした上で
1、何で稼ぐかを決める。(SNS、ブログ、メルマガなど)
2、情報収集をする(教材やノウハウ)
3、実践する
4、結果がでる
というプロセスになるのです。
先ほどの結果がだせない人のプロセスと見比べてみると、実はそれほど変わりはありません。
唯一違いことは、最初の1の部分だけ。
つまり、結果を出す人間と結果を出せない人間の違いというのは実は最初の”スタート地点の認識の違い”のみだということなんです。
だから結果をだす人間というのは何をしても結果がでるし、どのジャンルのことをしても稼ぐことができるのです。
逆に、現時点でアフィリエイトですら結果をだせていない人というのはいくらそのジャンルを変えたところで結果を出すことは不可能であるということになります。
なぜなら結果を出す思考ではないからです。
アフィリエイトで結果がでないから転売に変えよう、転売は稼げないからせどりに変えよう、せどりで稼げないから投資にしよう、こんなことをしていても一緒だよということ。
もっと言えば、現在サラリーマンをしている人がその現状が嫌でネットビジネスで在宅業務をしたいと望んでいたとしても、サラリーマンとして結果をだしていなければ仮にサラリーマンをやめてネットビジネスに専念したとしても結果を出すことはできないということになります。
なぜなら結果をだす思考ではないからです。
要は、今の現場で結果をだすことができない人間は何をしても結果をだすことは不可能であるということなんですよね。
まさにノウハウコレクターとはその通りで、やり方をぐるぐる変えるけど一切結果がでないという人のことを指しますが、僕は的を得たネーミングだなと思うわけです。
というか、結果をだす思考の持ち主は稼げること結果がでることはもう普通のことであり、いかに大きな成果を上げれるかを考えています。
だからモチベーションも下がることはありえないし、逆に上がる一方。
何よりモチベーションが常に充実しているので、作業自体が苦にならないし自分が苦手なことも喜んでできます。
また泥臭いことだって余裕で実行できる。
だから結果がでるというわけなんですよ。
結果をだすため、稼げるようになるためにはまず
「結果がでる思考を身につける」
これが最重要課題であり、その方法論やノウハウなんてどうでもいいということなのです。
認識の違いが生み出す情報収集の質
先ほど稼げない人と稼げる人の実行のプロセスの違いは最初の認識だけだとお話しました。
もう一度見てみましょう。
稼げない人のプロセス
1、稼げる方法は何か探す
2、情報収集をする(教材やノウハウ)
3、実践する
4、結果がでる
稼げる人のプロセス
1、何で稼ぐかを決める
2、情報収集をする(教材やノウハウ)
3、実践
4、結果がでる
ただ厳密に言うと、最初の認識の違いだけではなかったりします。
というかその最初の認識の違いによってその後が大きく変わるというのが正確な表現。
というのも、稼げない人というのは稼げる方法は何かなーという思考で教材なりノウハウを収集します。
ところがこれだけ情報が多い現在の社会では、それだとあらゆる情報がどんどん入ってくることになります。
それこそ稼げる良質な情報も稼げない粗悪な情報も一緒こたに入ってくるという感じ。
少なくとも、その選別ができないぐらいの情報を自分の中に入れることになるのです。
それゆえに稼げる情報が稼げない情報に見え、稼げない情報が稼げる情報に見えるということになってしまうのです。
逆に稼げる人というのは、稼ぐことを大前提として考えた上で「何で稼ぐか」を決めます。
当然自分が稼ぐ手法がバチッときまることで、自ずと稼げる情報、結果がでる情報のみが入ってくるようになります。
で、その理由は今からお話する脳の機能であるRASが大きく関与しているという話。
自分が認識したものだけを”引き寄せる”脳の機能RAS
少し話が逸れますが、あなたは「引き寄せの法則」という話はご存知ですか?
引き寄せの法則とは、簡単に言うとあなたの願うものであったり意識しているものが勝手に引き寄せられるという、いかにもオカルトチックな法則のことです。
もちろん、ここだけを聞くとかなり眉唾な話であり超胡散臭い話に聞こえたりします。
しかし、この引き寄せの法則とはれっきとした人間の脳の機能であり何もオカルトチックな話ではありません。
と言いますのも、人間の脳内には神経組織という部位がありそこにはRAS(脳幹網様体賦活系)という情報フィルターが存在します。
そのRASが作用する結果として起こる現象が引き寄せの効果なのです。
人間は普段、自分の五感を通して様々な情報や現象と触れ合って生きています。
それこそ、21世紀に生きる人間が1日に触れる情報量というものは人類の今までの歴史では考えられないぐらい膨大な量を誇ります。
仮に、日々触れるその膨大な量の情報を全て脳内にインプットしようものなら、脳は自ずからパンクしその機能を果たさなくなるでしょう。
そして、そうならないためにある機能こそがRASなのです。
このRASの特徴は自分が(人間の意識と認識)必要としている情報だけを取捨選択してくれるというところにあります。
RASの効果を実感できる方法って簡単です。
まず目を閉じて、好きな色をできるだけ強くイメージしてみて下さい。
コツはまぶたの裏側で色を強くイメージすることです。
意識する色は何色でも構いません。
赤でも青でも好きな色をイメージして下さい。
で、その色をしっかりと意識してイメージできれば目を開けます。
・・・・どうですか?
おそらく赤を意識した人は赤色のものが、青を意識した人は青色のものがあなたの視界に入ってきのたのではないでしょうか。
つまりこれが、RASの効果である自分が意識したもの認識したものしか情報を収集しないというスクリーニング機能なのです。
(ちなみにRASの色の選定をカラーバス効果と言います)
要は、特定の色を指定することにより、RASがその情報を優先的に拾い上げたということ。
つまり自分が認識していることが強くなればなるほど脳の機能であるRASがその認識を達成するために必要な情報だけを取捨選択してくれるのです。
それゆえに、「稼ぐ」という認識が強ければRASが稼げる情報のみを収集してくれるというわけです。
だからこそ、やれば結果は出ますし結果が出ればモチベーションも上がります。
モチベーションが上がればますます結果もでると。
逆に言えば、その認識が弱いとRASの効力も弱くなり必要でない情報をどんどん収集することになり結果、脳が消化不良を起こして行動すら起こせなくなる。
もちろん、頑張って行動を起こしても結果なんかでないという。
今現在のネット上にはおよそ10億以上のサイトがあると言われています。
つまりRASの使い方を熟知していないと、自分にとって必要でない情報が自分の中にどんどん流れ込んでくる危険性は限りなく高くなるといってもいいでしょう。
それこそ、これからの情報社会を生き残るポイントはRASの使い方にあると言っても過言ではないと僕は断言してもいいと思うわけです。
まとめ
だからこそ、何を始めるにしても最初のスタート時の認識がめちゃくちゃ重要になってくるのです。
「稼げる」「結果はでる」という認識でスタートする人間の脳内には自ずと結果がでる情報は入ってきます。
逆に、「稼げるものはないかな」という認識ではその意識は非常に弱いため、稼げる情報も稼げない情報も一緒こたになって入っていきます。
それゆえに、脳は消化不良を起こして行動すらできなくなるのです。
是非、本気で自分を変えたい稼ぎたいと思う方はこの認識を変革するように心がけてみましょう。
まとめ
・結果がでる人間と結果がでない人間は紙一重
・その差は最初の認識の差のみ
・結果をだす人間は結果はでることは当然であり、その前提で方法を探す
・逆に結果がでない人間は結果がでる方法はなにかを探す
・よって結果がでる情報でない情報が一緒こたになって脳内に入ってくる
・結果がでる情報だけをインプットしようと思うとRASをうまく使いこなす必要ある
・RASとは情報フィルター
・RASをうまく使いこなすには意識と認識の強さがポイントになってくる
ということでした。
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