根本です。
今回も、ブログ読者様よりレビュー依頼のあった案件について詳しく検証していきました。
その案件とは菅原清正氏という人物の
「自動BTC収集ソフトウェア」
という仮想通貨系のオファーとなります。
「またいつもと同じような仮想通貨系のオファーか・・・」
と思っていたのでしたが、実際に色々と詳しく調べて行くと意外なことがわかりました。
というわけで早速、菅原清正氏が手がける、自動BTC収集ソフトウェアについてのレビューを行っていきたいと思います。
菅原清正 自動BTC収集ソフトウェア
特商法の記載
販売業者 株式会社バリューブレイン
所在地 〒150-0041
東京都渋谷区神南1-8-18
クオリア神南フラッツ804号
メール info@value-brain.com
菅原清正 自動BTC収集ソフトウェアのレビュー
まず、今回のオファーである自動BTC収集ソフトウェアというオファーの内容ですが、端的に説明すると、
「ツールによる仮想通貨トレードによって稼ぐ」
というものです。
まぁ、この打ち出し方はどこにでもあるような仮想通貨を題材とした、高額塾系のオファーであることは間違いありません。
ちなみにですが、ツール系のオファーはいかにデタラメで危険であるかということは以下の記事で詳しく説明しましたので、参考にしてみて下さい。
参考：悪質な仮想通貨ツールにご用心
基本的に、仮想通貨を含めた投資系のジャンルで、ツールをごり押ししてくる販売者の特徴は決まって
「投資の素人が自分でトレードを行うのは危険」
という概念の元、
「投資の素人こそトレードはツールに任せるべきである」
というロジックを展開させてきます。
今回の自動BTC収集ソフトウェアも、そのようなセールスページになっているはずです。
ただ、はっきりいってツールを導入したからといって、トレードに勝てるということは絶対にありえません。
なぜなら、投資というものは株式であれ、FXあれ、仮想通貨であれ、その上昇下向はその市場への参加者の気分によって変わるものであり、そういった市場の流れ、市場参加者の感情というものを先回りして読みとる必要があるからです。
つまり、そうった市場の人間の感情の洞察をきちんと行えて、初めて投資というのに勝っていけるわけなんですね。
ただ、そういう複雑な変化を読み取れるツールははっきりいって今の情報業界には存在しません。
もちろん、今後そのようなハイテクなツールが出てくる可能性があるのは事実です。
しかし、今の情報業界、特に今回の自動BTC収集ソフトウェアのような高額塾系の無料オファーなどについてくるツールなどで、そこまでの洞察ができるツールは皆無だと思います。
現に、これまでのツール押しの仮想通貨オファーはどれもごみくず同然の詐欺オファーばかりでした。
＞また詐欺？泉忠司の仮想通貨BNAKのレビュー
＞詐欺？依田敏夫Re-dreamプロジェクト
＞小野怜二 ハッピープロジェクトは詐欺？
そもそも、これまで仮想通貨の参入者が稼げていたのは、他でもなく
「参入者が急激に増加して、上昇トレンドが生まれていたから」
です。
要は市場が自体が、急激な右肩上がりを起こしている状況だったということです。
そんな上昇している時ならば、どれだけ適当な売買をしたとしても買って、持っているだけで値上がりします。
それこそ、どれだけ適当に購入してもお金がみるみるうちに増えていくということ。
現に、周りにつられて仮想通貨を購入し、知らないうちに億万長者になったという人はまさにそういう上昇気流にたまたま乗っかったということになります。
ただ、そういう”買いさえすれば稼げる”という事は、仮想通貨であればおそらく長くは続きません。
それこそ、色々な規制などが今後出てくるはずですので、その上昇気流も落ち着いていくことになります。
そんな、状況になれば先ほど言ったような
「買いさえすれば稼げる」
という甘い話はなくなり、やはり市場の動向を注視する眼力や情報収集力などが、極めて重要になってくるのは言うまでもありません。
まして、高額塾系のツールなどはその辺の食えていないエンジニアを捕まえて、それっぽく見えるように適当にツールを作らせているケースがほとんどなので、ガラクタ同然のものばかりというのが実態なんですね。
というか、ツールというのはそもそも
「過去のデータの集積」
を元に作り上げていくのですが、まだ市場の歴史が浅い仮想通貨なんかは、そういう過去の相場で値動きが統計できるほどのデータなんか、ほとんど揃っていません。
つまり、膨大なデータの集積があって初めて体を成すツールなのにも関わらず、
「仮想通貨をツールによって稼ぐ」
なんて話にならないということです。
ですので、あなたが仮にこの手のツール系の仮想通貨オファーに興味を持っているのであれば、決して手を出さないことをおすすめしますね。
菅原清正 自動BTC収集ソフトウェアの実態とは
これまでの話で、仮想通貨におけるツールがいかにデタラメなものが多いか、そもそも市場が未成熟でデータの集積が無い市場のツールなど、ツールの意味をなしていないという事は認識して頂けたはずです。
加えて、今回の菅原清正氏が発信する「自動BTC収集ソフトウェア」ではそのツールに関して、
「インストールするだけでパソコンが勝手にビットコインを収集する」
ということしかツールに関しての詳しい説明はなく、そのツール自体がなぜ稼げるのかというロジックの解説も全くありません。
言ってみれば、今回の自動BTC収集ソフトウェアは、一方的に配布ツールは凄いと言っているだけにすぎず、そのツールを使って稼げる根拠は無いに等しいと判断できるわけです。
また、冷静に考えてみればそれだけ稼げるツールを開発したのであれば、そもそもなぜ販売という形をとって、第三者に売り出すのでしょうか。
仮に、僕が自動BTC収集ソフトウェアで言っているように設置するだけで稼げるようなツールを開発できたのであれば、第三者には譲渡せず、ひたすら自分で使い続けて、稼ぐはずです。
にも関わらず、そのツールを大々的に販売していくのはなぜか。
答えは明白です。
それは何より、
・ツールを開発したのはいいものの、使い物にならなく、開発費だけかさんでしまったため、その費用を回収するため
・ツールというパッケージ化した商品で利益をあげるため
ということだと思います。
おそらく、高額塾系のオファーであれば後者の場合がほとんどかと。
「今最も注目されているものは何か？」
「ターゲットとなるユーザーが最も注意を引くものは何か？」
これらの丹念に調べあげて言った結果、仮想通貨のツールなら興味と関心を引くことができると考えたからこそ、適当なエンジニアにツールを作らせて、そのツールをパッケージ化して売るという。
いずれにしても、これが今回の菅原清正氏が発信する自動BTC収集ソフトウェアを含めた、高額塾系の無料オファーの実態だということを認識しておいて下さい。
また、確実に言えることは今回の自動BTC収集ソフトウェア。
無料オファーの段階では、「C-CAT」なる仮想通貨トレードツールを無料で配布するとされていますが、その入手期間は二週間のようです。
「C-CAT」なるツールは菅原氏のLINE@に登録して、初めてもらえるようなのですが、なんと登録直後にダウンロードするのは不可となっています。
まぁ、この時点で・・・という感じですよね。
下手すれば、登録して二週間はダウンロードさせないようにしておいて、そこから「C-CAT」は高額で販売される可能性すらあります。
いずれにしても、この無料オファー後に高額塾や高額商材が販売されることは間違いありませんので、注意するようにして下さい。
また、今回の菅原氏が発信する「自動BTC収集ソフトウェア」というオファーですが、調べていくとその販売者がなんと
「悪名名高い、株式会社バリューブレイン」
だったのです。
ちなみに、バリューブレインの代表は小野たつなり（小野達也）という人物なのですが、この人物もかなり悪評の多い人物であることは間違いありません。
現に
「株式会社バリューブレイン」
「株式会社バリューブレイン 小野たつなり」
「株式会社バリューブレイン 詐欺」
「株式会社バリューブレイン 評価」
などで検索してみると、バリューブレインと小野たつなり氏が、どのような会社とどのような企業であるのかは明確に理解できると思います。
また、小野たつなり氏が関わる、高額塾や高額塾情報商材の特徴は、
「値上げや販売終了を煽って、カウントダウンタイマーなどをフル回転させて、販売ページにその期間を告知しておきながら、その期日がきても売り続ける」
という悪質なものです。
また、その上で販売される塾や教材が本当に価値のあるものであったケースは、今までに一度もありませんでした。
何より、小野たつなり氏率いる、株式会社バリューブレインはこれまでそういったやり口を徹底しており、販売者を信じてお金を投じた消費者を完全に裏切り続けているという実態があるわけです。
また、小野たつなり氏は、以前以下のようなスパムメールも大量にユーザーに対して送り続けていたことでも有名です。
「アマゾンでは、9月1日から販売を開始していた小野の書籍「悩みはお金に変わる」ですが、なんと２日間で在庫切れです。今大慌てでアマゾンが仕入れに走っていることと思います、購入して頂いた方、本当にありがとうございます。幾つかの大型書店でも売り切れが出ているようで、ご購入はお早めにして頂ければと思います。今度、出版記念セミナーもしようと思っているので楽しみにしていて下さいね。アマゾン以外で、購入できるネットショップを一覧で書きます。下記のネット通販か、お近くの書店でご購入下さい。」
このスパムメールはどういう意味かというと、自分が本はアマゾンで売れまくっている、在庫をストックしてもすぐに売り切れるから、今すぐに買えということです。
もちろん、それが真実であるのなら問題ありません。
ただ、実際このスパムメールがくられてきた際、アマゾンで「小野たつなり」氏の「悩みはお金に変わる」という書籍が、実際にそのタイミングで売れているという経緯は確認できませんでした。
そのメールが送られてきたタイミングでは、この本は売り切れという表記になっていたのですが、この表記は商品情報を小野氏自身が登録したばかりであり、商品が登録されている状態の時はいやでも、その商品は「売り切れ」という状態になるのがアマゾンなんです。
つまり、このスパムメールの中で語っている、アマゾンで自分の本は売れまくっているという事実は嘘であるということになります。
・虚偽の販売終了広告を使う
・売れてもいない本を売れていると嘘をつく
これらの手法を巧みに扱っていたのが、小野たつなり氏であり、株式会社バリューブレインなのです。
そして、今回の菅原清正氏が発信する「自動BTC収集ソフトウェア」の販売会社が、その小野氏とバリューブレインだということ。
そこを認識すれば、今回のオファーがいかに危ないものなのかは認識できると思います。
仮想通貨、ビットコインは今後も稼げるのか？
現在、仮想通貨やビットコインは世間を賑わしていますが、市場の流れや投資家たちの話を生で聞いていると、もうボチボチ
「持っているだけで稼げる」
ということはなくなってくるのではないかと考えています。
要は、バブルが崩壊していくということです。
この記事に詳しく書きましたが、結局、仮想通貨にしても一番稼げるのは、仮想通貨の売買を実際にしている人ではなく、その「情報」を売る人間や、その「サービス」を提供する人たちであることは間違いありません。
参考：ビットコインは本当に儲かるのか？そのリスクとは
要は、仕掛けられる側の人ではなく、仕掛ける側の人間がどの業界であっても、最も稼げるということです。
実際、仕掛けられている側にいる人は、仕掛ける側の人間が発信する情報などに、いつも踊らされ、振り回されています。
その結果、仕掛けられている側の人間が踊らされ、振り回されればられるほど、仕掛ける側の人間は膨大な利益を得ているのです。
それは、今後仮想通貨の市場がどうなろうと、その情報やサービスを買う人がいれば関係ありません。
よって、今、巷で届けられているような仮想通貨の情報はもれなく、
・仮想通貨を買う人口が増えることで、利益が増大する仕組みを確立している人
・そのような情報を提供することが利益を得るような人
こういった人が仕掛けるために発信されている情報だと認識して下さい。
ですので、今後「仮想通貨で稼ぎたい」と考えている人は、自分が仮想通貨のプレイヤー（実際に仮想通貨を購入する人になる）のではなく、そういう情報を提供する側に回るべきだと思います。
要するに、仕掛けられる側から仕掛ける側に回るということですね。
少なくとも、今は誰しもがそういう立場になれる状況がありますので、仮に今の自分がそれほど仮想通貨に関しての知識がなかったとしても、問題はないわけです。
結局、世の中でお金を稼ぐのがうまい人間はほど、こういう「流行り」を目にした時には、そういう見方をすると認識しておいて下さい。
というか、本気であなたもお金を稼ぎたいのであれば、いちいち受け取る情報に振り回されるのではなく、そういう視点で考えるようするべきだと思います。
何より、僕自身はあらゆることにおいて、仕掛ける側に回ってビジネスを展開している身ですし、そういう仕掛ける側に回る方法を教えています。
ちなみに、誰もがその仕掛ける側に回れる企画が以下の企画です。
＞secret strategies affiliate club
実際、これまでは色々な情報に惑わされ、情報を掴まされるだけだった人が、次は情報を掴ませる側に回って荒稼ぎしているという状況にあります。
結局、仮想通貨や投資、恋愛、ネットビジネスといったジャンルの違いがあっても、情報を販売していくのであれば、その情報を売り方は同じです。
もちろん、その売り方が下手であれば、いくら情報を発信したところで、売れるものも売りませんし努力が全て水の泡になってしまいます。
だからこそ、情報発信によって稼ぐ仕掛ける側に回りたいのであれば、失敗しないための情報販売方法、情報発信方法を知る必要があるのです。
ですので、もし自分も仕掛ける側に回りたいと本気で考えている人は、是非企画を受講することを推奨します。
というわけで今回は以上になります。
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