ネットビジネスやアフィリエイトで稼げない人からの質問や相談を日々たくさんいただく僕でありますが、やっぱりなんていうかそういう人たちってどこか自分に自信がなくてもっとできるはずなのに自分を極端に卑下している人がかなり多いような気がします。


それこそ、「そんなこと言い出したら何もできないよ」と言いたくなるほどの人も中にはいたりしますよね。


例えばネットビジネス関連の相談で多い例として


学歴がないから無理。

実績がないから無理。

お金がないから無理。

才能がないから無理。

時間がないから無理。

継続できないから無理。


こんな感じのもの。


こういう「〇〇だから無理」というマインドから生み出されるものってはっきり言って何もありませんし、当然そんなマインドで実践してもうまくいくはずがないと。


自分の過去で何かしら成功した時のことを思い出してほしんですが(些細なことでも全然かまいません)偶発的な結果ではなく、意図的に結果を出しにいった時。

(例えば絶対にテストで良い点とってやるとか)


多分あなたの中に「〇〇だから無理」って意識はありましたか?


おそらくなかったと思います。


なぜなら結果を出したり、成功したりするために必要なことって「エネルギーの量」だからです。


つまり、言い訳の言葉が自分の中にある時ってそういう”何かを成し遂げるエネルギー”って生まれてきません。


だから、上記であげた意識を心に抱いている人は仮に稼げるノウハウを手に入れても、物事を動かすエネルギーが不足しているため、そのノウハウを活かしきることができないんです。


なので、まずその意識を変えて欲しいなと思います。


で、それを踏まえた上で今回は失敗ばかりしている人だからこそできるネットビジネスでの結果の出し方のお話を。




なぜ、同じ空間の1人が結果を出すとみんなが同じ道をたどるのか




これは、ある心理学の実験の話なんですが同じ空間の人間が1人結果を出すと、その周りの人間も同じような行動をとり始めるという話。

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ある会社の営業部は低賃金で重労働を課される部署でした。


朝から晩まで外回りをさせられ挙句の果てに退社時間を回った後に、もう一度営業の外回りをさせられるという。


それでいて、一切残業代は出ないという鬼のようなブラック企業でした。


あまりの重労働にその営業部の1人の「A」という人間が


「あかん、俺もう無理。こんなところで働いてたら鬱なるわ。自分で起業する!!」


と言い出してしまい、周りの反対を押し切り起業してしまいました。


ところが大方の予想を裏切り、「A」が起こした会社は右肩上がりで利益を上げてたちまち「A」は億万長者になりました。


そんな「A」は皮肉を込めたのか、それとも心の底から気になったのかはわかりませんが、元いた会社の営業部に顔を出しました。


もちろん、そこの営業部は「A」がいた頃と同じように低賃金かつ鬼のような重労働を課されてみんなが疲弊していました。


そんな中に、リッチな身なりをした元同僚の「A」が来たのです。


「A」を見た営業部の人間は色々な感情を抱きます。


「何しにきやがったんだ、あの野郎」

「くそ、俺もいつかAのようになってやる」

「あー、いいな。いっそのことAに雇ってもらおう」


という具合に。


そうしていると、数日後非常に面白ことが起こりました。


なんと、その営業部の人間の数名が「A」と同じくその会社を辞めて起業し始めたのです。


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もちろん、その先Aの後を追いかけて起業したその人たちがどうなったのかはわかりません。


ただこの話でわかることは


「先に会社を辞めて成功したAに大半の人間が影響を受けた」


ということ。


これは間違いのない事実でしょう。


肝心なことは、なぜ大半の人間が「A」の影響を受け「A」と同じ道を自分もたどろうと思ったのか。


実はそこにネットビジネス、特にアフィリエイトの成功のヒントがあります。


というのも、この影響を受けるということの根底には


「Aに対する仲間意識」


という概念が存在し、それを元にしてAのたどった道にたくさんの人が「共感した」ということが言えるのです。


例えば、どうでしょう。


あなたがの同僚の1人の人間が、「アフィリエイトを実践している」というだけで仲間意識を抱き、自分も頑張ろうと思いませんか。


少なくとも何らかの「共感」がそこには生まれるはずです。


つまり、もともと同じ境遇の仲間が一歩先にでる、あるいは新しいことに挑戦しているのを知ることにより、自分もその人間のようになろう、きっとなれるはずだという認識が生まれるんですね。


要は、人間というのは本能的に同じ境遇の人間に自分を重ね合わせ、その人間と同じような道をたどる傾向にあるということです。


現実問題、ネットビジネスによってフリーターから這い上がったという人が1人出てきたあと同じようにフリーターからネットビジネスによってリッチになった人がたくさんでてきたという事実があります。


つまり、同じ境遇から一歩先にでた人間にシンクロするのです。




人間が影響を受けるのは、上の人間だけではない





基本的には人間は「この人は自分よりも上である」と認識した人の話に耳を傾けます。


その理由は、自分が何の力を持たない赤子の時に自分の両親に全てのを託すところからきているという話があります。


つまり、自分の幼少期なぜ親の言うことをそのまま聞いていたのかというと、本能的にこの人たちは自分よりも上だからという認識を持っていたからです。


しかし、相手に対しての価値があまりにも高すぎると


「自分には絶対に真似できない」

「それはあの人だからできることだ」


というように決して自分では到達できない、雲の上の人という認識を持ってしまうこともあります。


大半の人が、イチローや孫正義になれないのはそういう認識を抱いているからです。


そういう観点から見ていくと、自分に「実績」や「才能」なんてなくても人に影響を与え自分のファンになってもらう可能性が見えてきます。


なぜなら、人間は自分が上と認知した人の話に耳を傾ける一方で


「自分と似た境遇の人間の話にも耳を傾けるから」


です。


というか自分から見てこの人すごいなと思う人よりも、自分と似た境遇の人、あるいは自分に似た境遇の人が成功し自分の一歩前にいる場合ならその人に対して共感を持ちますし、話を聞こうと思うはず。


現実に、人間が話を聞こうと思う1番の感情は「尊敬」よりも「共感」であるという実例もあるぐらいです。


「あの人ができるなら自分にもできるんじゃないか」

「自分と同じような境遇の人がいたんだ」


こう感じてもらうことで、あなたの話に聞く耳を持つ人が出てくるということ。


ということは、仮にあなたが今苦しんでいる状況にいたとしても同じ境遇の人に対して”情報を発信をする”という一歩を踏み出せば、ほぼ確実な線であなたのファンになってくれる人が出てくるということです。


中には、あなたに対して憧れを持つ人も現れると思います。


以前、ネットビジネスで稼ぐために必要なリサーチという記事でもお話しましたが、リサーチの1番の肝は顧客の心の中を見るということにあります。


顧客の悩み、顧客の苦しみ、顧客の喜び。


そういったことを知る必要があると。


もっと言えば、本当にリアリティを持ってその顧客の心の中が詳細にわかるのは


「同じ境遇にいた人間のみ」


です。


例えば身体的なコンプレックスに悩んでいる人の苦しみがわかるのは同じ身体的なコンプレックスを持っている人間だけ。


また、貧困で苦しんでいる人間の苦しみがわかるのは貧困の苦しみを味わっている人間だけ。


稼げないことで苦しんでいる人間の苦しみがわかるのは同じ稼げていない人間だけなんです。


つまり、仮に今あなたが苦しい状況にあったとしても、それは情報発信系のビジネスにおいてはビッグチャンスだということ。


自分と同じような苦しみを抱えている人間に向けて、自分が欲しい情報や自分が欲しいメッセージを発信していけば、そこに反応する仲間意識を持った人が確実に現れます。


そして、より高い親近感を抱きあなたのファンになり、あなたが発信する情報をきちんと受け取ってくれるようになるでしょう。


まして情報発信系のコンテンツビジネスであるアフィリエイトにおいて、ファンができるということはもうそれは成功したのと同じです。


なぜならそのファンが1人2人増えていけばいくほど、そこに大きなお金が生まれるのがアフィリエイトというビジネスだからです。


そういう人たちからすれば、情報発信してくれるあなたはすでに”自分より一歩先にいる人”と認識されますから。


あなたのハンデは決して足かせではなく、大きな武器になるのです。


これを肝に銘じて挑戦し続けましょう。


では。