根本です。
僕は、「より少ない労力で大きな収益を狙う」ということをテーマにした企画を立ち上げていますが、企画参加者様から続々と嬉しい成果報告を頂くことができています。
最近で言えば、初めて行った大規模なプロモーションで月収500万を達成したとか、これまで全く反応が取れていなかった記事をブラッシュアップしたら、月収200万が安定しだしたなどという報告を頂けているわけです。
もちろん、大きな金額を稼ぐコンサル生ばかりではなく、中にはコツコツ作業を継続して月に10万程度の収入を安定させ、今の収入にプラス10万の収入が増えたことで人生の幅が広がったと喜んでおられる方もいます。
成功の定義は人それぞれ違うという事です。
ただ、その一方で僕のブログ、メルマガ読者様からはこのようなメールが届くケースも少なからずあります。
もうかれこれ数年ブログを運営していますが、毎日記事投稿した月でも良くて3万円ぐらいの収入しか得ることができていません。
今のところ「絶対に成功してやる」と歯を食いしばって頑張っていますが、正直が毎日苦痛でたまりません。
もう挫折してしまいそうです。
おそらく、このような状況に苦しんでいる人は、1人や2人ではないはずです。
特にネットビジネスの場合は、リアルビジネスと違ってお客様とFACEtoFACEでやるビジネスではないのでお客様の反応がすぐにわかりません。
それゆえに今自分がやるべきこと、あるいは自分が進むべき方向性を見いだせていない人が多いのだと思います。
ただ、いくらネットビジネスがFACEtoFACEで行うビジネスではなくとも、自分の何が悪いから顧客から反応が取れていないのか。
あるいは、自分の方向性の間違いに気づくことはできれば問題を解決していく事はできるはずです。
ですので、今回はそのあたりの問題発見の仕方について、僕なりの考えを解説していこうと思います。
なぜ人はやる気をコントロールできないのか
まず、作業を行っていく上での理想の状態というのは、常に一定のモチベーションをキープしながら淡々と作業を継続させていくことです。
しかし残念ながら人間という生き物は、モチベーションが安定せず、時にはやる気が上がったり下がったり、また時には自信を喪失したりする生き物です。
まぁ、このあたりは全ての方が経験されている事だと思います。
では、なぜ人は行動を促進するモチベーションをキープできないのでしょうか。
その理由は、端的に言えば
「自身の成果や成長速度を他人と比較しているから」
という理由に他なりません。
要は、人と自分を比べることによってその良し悪しを判断しているわけです。
ただ、あなたが今後自身のビジネスで成果を出していきたいのであれば、肝に命じて欲しい事があります。
それはビジネス、特にネットビジネスに関してはあくまでも自分との戦いであり、決して人と比べるものではないと言う事です。
それこそ、他と比べ始めたらどんな人であっても精神が持たないと思います。
あくまでも、自分自身で決めた目標なりを達成することにフォーカスし、自分と対峙していく。
これが一定のモチベーションを維持していく上で、非常に重要になってくる秘訣なんですね。
有名な話ですが、イチロー選手が大リーグで年間安打数の新記録を樹立した記者会見での話はご存知ですか?
ある記者から「メジャー新記録を樹立した今の心境はどのようなものですか?』と問われた時イチロー選手は言いました。
「もっと野球がうまくなりたい」
と。
これは非常に有名な話ですがこの発言は、イチロー選手が他の選手と自分を比較していない証拠だと思います。
なぜなら、仮にイチロー選手が他の選手と比較していたのであれば、シーズン安打新記録樹立した時点で「舞い上がる」あるいは「ほっとして気持ちが緩む」ということになるはずです。
そして、そのような感情から記者の質問に対してももっと感情的な回答を行ったはずだと思います。
しかし、イチロー選手は大記録を達成したのにも関わらずもっと野球がうまくなりたいという発言を淡々と行いました。
つまり、この発言は言ってみればイチロー選手自身の「自分が目指しているところはまだ先だ」という意志の現れであり、あくまでも対峙しているのは自分自身だからこそでる発言なのです。
仮に我々が、イチロー選手ほど高い目標を持たなくても、この姿勢に見習うべきところは多いのではないでしょうか。
とは言え、心で「他と比べない」と思っていてもやはり人間は他と比べてしまう生き物です。
それこそ、物心がついてからこれだけ順位付けをされれば「他と比較する」ということが潜在意識に染み付いてしまうもの無理はありません。
また、生物学的にも他よりも抜きん出るということは、種の保存のための絶対条件の一つとなります。
ですので矛盾を感じるかもしれませんが、生物学的にも他と比較するということは自然と言えば自然なんです。
僕の企画参加者様でも、
「根本さんの企画では月収100万以上がガンガン出ているので、月収50万程度の売り上げでは物凄く恥ずかしく感じる」
ということを割と真剣に話をしてくる人もいます。
また
「私は皆さんと違い本業を持ちながらの実践なので、月に10万程度しか稼げていません。他の人と比べると全然ダメですよね」
と気持ちを落として相談を持ちかけられる人もいます。
ただ、そういった方たちに認識して欲しいことは、世間的に考えても自分でビジネスを立ち上げて、月収50万を達成することは相当凄いことだという事。
また、本業の収入にプラス10万円の収入が入る事を目標にしている人がこの世の中にはどれだけいるかと言う事も認識して欲しいなと思います。
あるいは、作業に取り組んでいるがまだそれほど目立った成果がでていない人に関しても、自分でビジネスを立ち上げている事が世間的にみればどれほど凄い事なのかと。
何より、お金の芽が出る畑を耕しているわけですので、ネットビジネスに取り組んでいる人は仮に現時点で成果が出ていなくても、世間の人よりは一歩も二歩も先を行っていると認識して下さい。
冷静になって自分を俯瞰的に見た時、「俺(私)って結構凄いかも」と思えることは少なくありません。
にも関わらず、人と比べて(特に自分よりも上の人)自分の存在価値を低く見てしまう。
自分を卑下してしまう。
だからこそ、僕にメールを下さった方もネットビジネスで「月収3万」という成果に落胆されているのだと思います。
そして、その結果を周りと比較し続けて「自分には無理だ」と諦めてしまうのでしょう。
考えてもみて下さい。
月収10万であれば、3ヶ月でいけるとか。
月収100万は数年かかるとかという基準は一体だれが決めたのでしょう。
結局そういう基準というのは、大抵「多く人の平均値」で決められるものでしありません。
もっと言えば、その業界の先駆者的な人が勝手に決めた基準である可能性もあるわけです。
そして、そういう”誰かの”あるいは”誰かが決めた”基準と自分を比べることで、自分を卑下してしまう。。。。
また脳科学や心理学、行動経済学で言われていることですが、人間という生き物は他と比べての幸福よりも他と比べての不幸の方がメンタルにダメージを負う存在です。
例えば、自分の月収が100万円あっても自分の周りの人間が月収200万なら不幸を感じる。
逆に、自分の月収が30万でも自分の周りの人間の月収が15万なら幸福感を感じるのです。
いずれにしても、他と自分と比べた上で感じる幸福感や不幸というものは、あくまでも他と比べての結果なので安定することはありません。
仮に自分が月収100万で周りの収入が200万ある事で幸福を感じれなくても、その周りの収入が自分より下がる、あるいは自分が周りより上がれば幸福感を得られるわけです。
また、自分の周りの人間が自分よりも収入が低い事で幸福感を感じていても、その周りが自分を追い抜いていけばその幸福感はなくなります。
つまり、結局のところ他人と自分を比べているうちはいつまでもたっても精神の安定はなく、周りの人間の動向に一喜一憂し続けなければいけないのです。
とは言え、「周りと比べるな」と言われたところで中々簡単にそれができるほど、人間は簡単に作られていません。
いくら頭で「人と比べることはよくない事だ」「人は人、自分は自分」と思っていても、中々そう生きれないのが僕たちです。
先ほども申しましたが、人間を生物として捉えた時そこには必然的に種の保存という概念がもたらされます。
種の保存とは、端的に言えばもっとも有能な遺伝子を後世に残すということです。
と考えた場合、そこには自ずと競争が生まれるわけで、競争が生まれればそこに他との比較が生まれることは避けれません。
それゆえに、人と比べるなと言われても比べてしまうのが人間なのです。
ただ、だからと言って闇雲に人と比べて一喜一憂を繰り返していてはいつまでたっても心を安定させることはできません。
また、人と比べることはいけないことだと意識しすぎて無理に比較することを遠ざけてしまうのもまた無理なストレスを抱えることになってしまいます。
特に生物学的に捉えても、一つの生物が他と比べないということは種の保存の法則から言ってもおかしなことですので。。。
じゃあ、一体どうすればいいのか。
それは闇雲に比較したり、感情的に比較するのではなく、あくまでも「戦略的に」「論理的に」比較してくのです。
例えば、自分はアフィリエイトで月に3万円しか稼げていない。
一方、アフィリエイトで月に100万稼げている人がいる。
これらは良い悪い別にしても、どちらも事実です。
ただ、月収3万しか稼げていない人が月収100万の人を見て「自分には向いていない」というのは感情論を持ち出しており、他人との比較を論理的に行えていません。
感情論で人と比較していてはいつまでもたっても、精神的な一喜一憂から抜け出すことはできません。
では、どうすればいいのか。
それは、より客観的事実に基づき、感情的ではなく論理的に比較していくのです。
つまり、論理的に比較するとは言ってみれば
「自分よりも成果をあげている人と自分との差を発見する」
「自分よりも成果をあげている人と自分との差を埋める」
という事をするために比較する。
これが論理的に他人と自分を比較するということになります。
要するに、成果を出している人にはできていて自分にはできていない事を発見し、その差を埋める作業をすればいいんです。
なぜなら、月収3万の人と月収100万の人との違いは単純に、月収100万の人ができていることを月収3万の人ができていないというだけだからです。
ですので、僕に質問を下さったブログ読者様も必要以上に落ち込む必要も、自分を責める必要もないし、自分にはできないと自信をなくすこともありません。
というかそんな状態になっても、月収は上がりませんので。
大切な事は、成果を上げている人ができていて自分にはできていないことは一体なんのか?それをしっかりと発見し、その差を埋めていく作業を淡々と継続していく事です。
というか、成果を上げるためにはそれ以上もそれ以下もありません。
これは以前の下記の記事でも述べましたが、僕自身この業界に参入した当初は、自分と成果を上げている先人との違いを徹底分析し、その差を埋める作業に徹しました。
参考:僕がネットビジネス初心者だった頃にやっていた稼ぎ方
もちろん、この業界に参入した当初はネットビジネスについて右も左もわかりませんので、何をどうすればいいのか全くわかりません。
だからこそ、すでに成果を出している人を徹底して分析し、自分とその人との差を埋める作業を毎日毎日行ったわけです。
その際、自分と他を比較して落ち込んだり、舞い上がったりするのは目的達成のために全く意味のないことですので、そういう感情はできる限り排除していました。
大切な事は、客観的事実に基づいた差を埋めるという作業をただひたすら繰り返すだけ。
もちろん、その差を埋める作業だって、いきなりのその差が埋まることはありません。
それこそ、その差を埋めるにはそれなりの時間がかかる可能性もあります。
しかし、自分が本当に成果を出していきたいのであればそれをやっていくしかない。
そりゃ、僕だって「〇〇だから無理だ」「〇〇だからできません」と愚痴を言って成果がでるならそれこそ人に負けないぐらい言いますよ。
僕も元々は、文句を言わせたら天下一品と自負できるぐらいの文句言いです(笑)
ただ、そんなことしても現実は変わらないし、やっても意味がない。
だから、僕はその文句をぐっとうちに秘めて、ただ差を埋める作業を淡々と繰り返したのです。
また、これは少しメンタル的な話になりますが「〇〇だからできない」とか「〇〇だから無理」「〇〇のせいで」という感情が自分の中にある時って、やる気って絶対でません。
もっと言えば、そんな感情で溢れかえっている時に”事を成す”なんて絶対に不可能。
だからこそ、そういう感情って損得で言っても大損なんですね。
いくら言い訳しても、いくら人のせいにしても現実は変わらない。
変わらないどころか、その感情に支配されている時は自分自身の作業の生産性すら著しく下げている。
もう、無駄の極みです。
だからこそ感情的に他と比較せず、あくまでも戦略的に論理的に比較し、客観的に事実を見る。
その上で行動に移すということしかないし、それがもっとも効率的に現実を変える方法だと思います。
もちろん、僕は決して今稼げていない人を批判しているわけではありません。
ただ、本当に成果を上げていくには感情的になっては無理だし、もったいないということを言っているわけです。
まして、まだ起こってもない事に対して「もし〇〇になったら」というのは本当に生産性を落とす感情だと思います。
客観的事実は、そこにある現実だけです。
アクセスが少ないとか、オプトイン率が低いとか、成約率が低いとかですね。
この客観的事実をいかに改善していくことができるか。
やるのはこれだけ。
もっと言えば、こういった客観的事実の改善作業を淡々と継続して行っていけば必ず何かしらの成果はできるものです。
先ほど申しましたが、この業界に参入した当時の僕はとにかく何もできていない自分と大きく成果を上げている人との差を客観的事実に基づき、徹底比較していきました。
「なぜあの人のブログはこれほどまでにアクセス数が多いのか?」
「なぜ、あの人はここまでの売り上げを上げれているのか」
などなど。
とにかく客観的事実に基づいた比較を行ったわけです。
ポイントは何度も申していますが、自分の感情的な要素はできる限り排除した上で、論理的に比較していく事にあります。
その上で、徹底してすでに成功している人を分析しまくる。
そういう作業を行うと、必然的に自分と成功している人との”違い”や”差”が面白いほど見えてきます。
簡単に言うと、コンテンツの質やライティングスキル。
あるいは、キーワード選定を含めた記事の作成方法。
また、成果を出している人と自分との作業量の違いやビジネスに対しての心構えの違いなどです。
そうやって自分より成功している人と自分を論理的に比べていくことで、自分に足りない事や成果がでていない明確な原因がわかってきます。
その原因がわかれば、あとは単純にその差を埋める作業を淡々と行っていけば良い。
もちろん、その差を埋める作業を行う時は本気になって全力で取り組む必要があります。
ただ、その差を埋める作業をしっかりと行っていけば必ず成功者との差が埋まっていくのは間違いありません。
そして、その差が埋まれば埋まるほど成果という結果があなたの元へと訪れ、嫌でも成功するようになるわけです。
もし、あなたが現時点でネットビジネスやアフィリエイトに取り組み、いまいち成果を出せていないのであれば参考にして頂ければなと。。。
では。
PS
今回紹介した読者様からの質問以外で、もっとも多い質問がもう一つあります。
それは、アフィリエイトにおける先行者利益と後発組の話です。
要は、これからアフィリエイトというビジネスに参入しても飽和状態で稼げないのではという質問ですね。
これに関して言えば、はっきり言ってアフィリエイトという市場自体ビジネス的な観点からみれば、まだまだ未成熟な市場であり今後も右肩上がりで伸びていく市場なのはデータ的に見ても間違いありません。
つまり、まだまだ市場自体は飽和にはほど遠く、むしろ今から稼げる市場になっていくということです。
この辺りのデータに基づいた事実は以下で詳しく解説していますので、より詳しい情報を知りたい方はご覧下さい。
参考:アフィリエイトは本当に稼げるビジネスなのか?
参考:アフィリエイト後発組は稼げないという話を聞いた素直な感想
また、仮にその市場が飽和状態になっていて、市場がレッドオーシャン化(飽和状態)していたとしてもなんら問題ありません。
確かに、レッドオーシャンの頂点に君臨するレベルになろうと思えばそれなりの労力を要すると思います。
ただ、なぜその市場がレッドオーシャンになっているかは端的に言えば、それはその市場が稼げるからです。
もっと言えば、その市場はそれほどの力がなくても甘い蜜を吸えるからレッドオーシャンになるわけです。
と考えれば、レッドオーシャンに参入しても自分自身にそれなりのスキルを身につけていけば即座に稼げるようになる可能性は十分にあります。
もっと言えば、市場が飽和しているということはそれだけすでに成功事例が多いということなので、いくらでも結果を出す見本があるという事。
だとすれば、今回の記事でお話したようにそういった成功者のサンプルが溢れかえっているわけですので大きなチャンスが転がっているわけです。
・アフィリエイト市場はまだまだ未成熟な市場である
・アフィリエイト市場は今後ますます伸びていく
・仮に飽和しても、スキルを身につければビックチャンスをつかめる
これらの理由を踏まえてみても、アフィリエイトという市場の先行者利益と後発者不利の問題。
市場に飽和による問題は「無い」と言う事が言えるわけです。
いずれにしても、自分自身にしっかりとしたスキルを身につければ後発組であろうと、市場が飽和しようと問題なく稼げるのは間違いありません。
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