今回も読者の方からレビュー以来のあった案件を検証していきたいと思います。
今回は松井準氏という方が発信している
「LINE@ICシステム」
というオファーについてです。
それは早速いってみましょう。
松井準 LINE@ICシステム
特商法の記載
販売業者 LINE@ICシステム運営事務局
販売責任者 松井準
連絡先 info@m.b-ic.biz
松井準 LINE@ICシステムのレビュー
今回のオファーであるLINE@ICシステムのビジネスモデルは
「ブックメーカー」
を活用して稼ぐというものになっています。
ブックメーカーとは、賭け事が好きな欧米人が開発したシステムで、賭博という悪イメージを払拭するためのものなのですが、端的にいえばブックメーカーとは呼び名が変わっただけの
「賭け事(ギャンブル)」
です。
ブックメーカーはサッカーやテニスと行ったスポーツを中心に、どっちが勝ったのかなどで配当金などを受け取れるギャンブルになります。
要は、日本でいう競馬のスポーツ版のようなものです。
この海外で行われているブックメーカーによって、お金を稼いでいこうといのが今回のLINE@ICシステムというオファー。
ただ、日本の政府が法律違反ではないギャンブルだと認識しているギャンブルは限られていますし、そもそもブックメーカーのようなスポーツにお金をかけることは違法行為です。
それにも関わらず、なぜ日本では違法行為であるスポーツの賭け事を行っているブックメーカーを日本人が行うことができるのか?
あるいは、なぜこの手の無料オファーでは、法律違反であるはずのスポーツ賭博を取り扱っているブックメーカーを推奨しているのか?
彼らはなぜ捕まらないのか?
という疑問が少なからず起こってくると思います。
一体なぜでしょう。
答えは簡単です。
それは単純に
「海外のブックメーカーを利用するから」
です。
要は日本の法律が届かないところで、やれば問題ないでしょというのが無料オファーでブックメーカーなどを推奨している人たちの言い分。
ただ、これに関してはかなり怪しい点があります。
というのも、後ほどお話しますが最近では日本国内から海外のギャンブルサイトにアクセスし、そのサイトを利用したことで逮捕された人も出てきているのです。
少し話は変わりますが、ただでさえ、競馬や競艇などのギャンブルでお金を増やすことは難しいものなのに、そのジャンルが変わっただけのブックメーカーでLINE@ICシステムで言っているように
「月刊平均利益率200%超え」
「再現性100%」
「15ヶ月連続黒字」
「利用者、資産増加平均492%」
「2週間後に30万円を手に入れることができる」
ということが可能だと思いますか。
ただただ名前が変わっただけで、やっていることは
「ギャンブルで15ヶ月連続で黒字」
と言っているだけ。
つまり、今回のLINE@ICシステムが提唱しているブックメーカーで稼ぐということは、
「外国のギャンブルで稼いでいきましょう」
というトンチンカンな話なのです。
そもそも、ブックメーカーをなぜ政府や公的機関である消費者庁が禁止としているのか。
それは何より、
「ブックメーカーが危険なもの」
だから以外の理由はありません。
実際、日本政府はブックメーカー行為を刑法によって厳しく取り締まっていますし、肝心なことはそれを主催している人間はもちろんのこと
「ブックメーカーを利用した参加者も処罰される」
ということです。
もちろん、こういった無料オファー系の発信者は刑罰の対象にならないように工夫しているなどと言い、いかに自分が推奨しているブックメーカーによる稼ぎ方が合法かつ安全であるかを語っています。
しかし、無料オファー発信者たちのその言葉にはなんの根拠もなく、ただ見込み客であるあなたから高額な参加費をむしりとろうとしているだけなのです。
ブックメーカーで稼げるという謳い文句の詐欺が日本で多発しています
実際に、「安全なブックメーカー」「違法ではないブックメーカー」「誰でも稼げるブックメーカー」という謳い文句でブックメーカー詐欺を行った業者の事例は国内では多数発生しています。
例えば、2012年に発生した事件などはWikiペディアにのるぐらい有名な事件です。
この事件は英国のブックメーカーを使い違法に出資金を集めたとして、出資者らが投資会社に約2億9100万円の損害賠償を求めた事件。
大阪の投資会社「スピーシー」並びにその勧誘者らは、2011年頃からマルチ商法的な手法により被害者らに
「100%リスクがない」
「月3%〜10%の配当が得られる」
などと宣伝し資金を募集したものの、2012年以降は配当を停止する状態に陥ったのです。
(僕は最初からこの算段だったと思います。)
そして、なんとその主催者であるスピーシーは全国1000人以上から合計数百億円もの出資金を集めたです。
当然、その状態を重く受け止めた裁判所は、
「破綻必至を前提とした悪質な詐欺商法」
として有罪の判決を出しました。
ただ、ここであなたに感じて欲しいことは、
「決して他人事ではない」
ということと、
「今まさに目の前で起こっている無料オファーもそのような可能性がある」
という事です。
もちろん、今回の松井準氏のLINE@ICシステムが詐欺かどうかはわかりません。
ただ気をつけなければいけないのは、今回のオファーである松井準氏のLINE@ICシステムの謳い文句と、今あげた過去のブックメーカー詐欺の謳い文句が酷似しているという点です。
もちろん、この無料オファーというのは今後バックエンドとして、「ブックメーカーで稼ぐ方法を教えます。」という高額塾の募集が始まります。
つまり、肝心のブックメーカーでの稼ぎ方を知ろうと思えば、結果として大金を松井準氏に払わなければいけない。
ただ、その後がどうなるかわかりません。
特に最近の無料オファーは本当に悪質なものが多く、入塾費を払い終わった瞬間に音信不通になったり、塾で配布するノウハウが一切配信されなかったりという事例は多発しています。
ここまでくれば、余裕で詐欺なのですが、こういった悪質なオファーを出す販売者というのは、あらかじめそのあたりの対策をきちんととっている。
つまり、最初から売り逃げ前提でオファーを発信しているのです。
もちろん、そういった悪質な詐欺行為にどう対応すればいいのかわからない人がたくさんいるからこそ、悪質なオファーがこれだけ横行しているのだと思います。
>悪質なオファーから確実に返金を勝ち取るために必要なこととは
どちらにせよ、投資系オファーの発信者も
「投資(ブックメーカーを含める)で稼げない事はわかっている」
がゆえに、自身が主催する高額塾は炎上する前提で作成し、オファーを投げているんですね。
お金を稼ぐ選択肢としてのギャンブルは確実に失敗する
そもそも論ですが、今回のオファーはブックメーカーでお金を稼いでいきましょうというものなのです。
ブックメーカーといえば何か稼げそうなイメージであったり、最新のお金の稼ぎ方のように感じますが、実際は
「ただのギャンブル」
でしかありません。
それこそ、欧米でお金を稼ぐためにブックメーカーを選択する事は、日本でいうと
「パチプロになる」
「競馬や競艇でお金を稼ぐ」
と言っているのと同じですからね。
仮に、あなたの前に親しい友人が現れて
「俺、会社やめてがっつりお金を稼ぐわ」
と言い出したとして、あなたがその方法を尋ねると
「競馬や」
と仮にその友人が答えればどうですか?
ほぼ確実な線で「やめておけ」と止めるはずですし、仮に止めれなくても
「ギャンブルでお金を稼ぐなんてありえない」
と感じるはずです。
間違っても
「それいいね。俺も会社やめて競馬で億万長者になるわ」
とはならないと思います。
要は、ブックメーカーで稼ぐという事はそれぐらい馬鹿げた話だということと、この無料オファーのLINE@ICシステムのLPに書かれている
「月刊平均利益率200%超え」
「再現性100%」
「15ヶ月連続黒字」
「利用者、資産増加平均492%」
「2週間後に30万円を手に入れることができる」
ということは、現実的にありえない話であるという事はご理解してもらえるはずです。
また、もしもブックメーカーが稼げるものだったと過程したとしても、賭けの対象になる海外のサッカーやテニスなどの試合は大抵日本との時差があり、だいたい日本時間の夜中に開催されます。
(ブックメーカーで稼ぎ続けるなんて事は不可能ですが)
要は、深夜帯の時間に自分のお金をベットする必要があるのです。
もちろん、その賭け方などもやみくもに賭けるのではなく、きちんと賭け対象の相手などの情報収集をする必要が出てきます。
よく、競馬好きの人が新聞や雑誌などを購入して行っているものです。
言い換えれば、
・朝から夜まで本業を行い
・その隙間時間で賭け対象の情報収集を行い
・疲れきった体で深夜お金をベットする
ができなければ、そもそもブックメーカーで稼ぐスタートラインにすら立てないのです。
もちろん、ここまでのハードなことをやっても稼げる保証はゼロ。
まして、スポーツなどといった不確定要素の強いもので、どれだけ情報収集しようが確実にどちらが勝つなんてことは神様でもない限りわかるはずがないと思います。
いかに、ブックメーカーでお金を稼ぐということがありえない話なのか。
それをこの時点できちんと理解して頂けた人は、この手の詐欺まがいのオファーに引っかかる事はありません。
しかし、「とは言っても、ひょっとすれば」と今回のような聞こえのいい話ばかりの幻想に期待をしてしまって、オファーに参加してしまうような人は残念な結果になると思います。
まぁ、どちらにしても自己責任ということで参加して下さい。
それこそ、「仮に騙されても自分の責任だ」と腹をくくれる人はいいのかもしれません。
もちろん、実際に稼げるかどうかは別問題です。
まぁ、娯楽でやる分にはいいのかもしれませんが、そもそもブックメーカーは日本で禁止していますからね。
ブックメーカー自体の問題
また、先ほども少し触れましたが日本におけるブックメーカーの立ち位置は非常に微妙なものだという事です。
それ以外にも、仮にアメリカのブックメーカーに参加しそこでの賭けに勝った場合であってもアメリカからお金を送金してもらう事はできません。
なぜなら、アメリカには「インターネット賭博禁止法」があるからです。
また、ブックメーカーをやっている国でインターネット賭博禁止法がある国はたくさんあります。
つまり、仮に海外のブックメーカーに参加をしてお金を稼げたとしても、そのお金を日本に送金する事は法律上できないのです。
これに関しては、日本からインターネットのカジノサイトで賭博に参加し、その参加者を逮捕したという事件も日本で起きています。
逮捕されたネットカジノ参加者は、「海外サイトなので大丈夫だと思った」とコメントしていますが、ブックメーカーをネット上で利用している場合であっても、今後このように逮捕まで至るケースも出てくるかもしれません。
これに関しては、いきなり逮捕になる場合がありますので注意が必要です。
まだまだあるブックメーカートラブル
また、ブックメーカーによるトラブルはこれだけで終わりません。
というのも、海外ではブックメーカーにおける悪質なサイトが多数あり、そのサイトを利用してしまうと取引自体ができないケースが出てくるのです。
例えば
・出金や入金できない
・誤報が流れる
・強制的にベットを拒否される
・勝ち金の強制凍結
などの事は海外のブックメーカーのサイトでは頻繁に起こっています。
実際に、もの凄い額の勝ち金があってもサイト運営者の一声でそのお金が全て没収される。
そんな事例が多発しているのがブックメーカーの実態なのです。
本当にお金を稼ぎたいのなら自分自身に稼ぐ力をつける以外の方法はない
仮に、ブックメーカーなどのギャンブルで大金を手にできたとしても、さらにお金を稼ぐ事ができなければお金は減る一方です。
それこそ、ギャンブルでお金を手にした人はギャンブルでしかお金を増やそうとしません。
ただ、ギャンブルというのはどこまで行ってもギャンブルでしかないのが事実だと思います。
要は、稼ぐべきして稼ぐ事ができないものだということです。
逆に、ネットビジネスにおけるアフィリエイトなどは稼ぐべきして稼ぐビジネスモデルである事は間違いありません。
つまり、
「こうすれば、これだけ稼げる」
という原理原則が確立されているのがアフィリエイトなのです。
もちろん、そのスキルを習得していけばさらに稼ぐべきして稼ぐ事ができますし、もしあなたにお金が一銭もなくなったとしても、また稼ぐべきして稼ぐ事ができます。
それこそ、自分自身にそのスキルが身につけば身につくほど稼げる額も大きくなる。
より安定して、確実にたくさんのお金を稼いでいく。
これが僕自身が実践している、アフィリエイトの実態なのです。
もちろん、ツールを使うだけで大金を稼げると言った夢のような話はありません。
というか、そんな話はネットの世界にはないことを気づくべきです。
少しでもいいので、しっかりとコツコツとでも実践していけば一発逆転を果たす事ができる。
これがネットビジネスの本当の姿であり、アフィリエイトなのです。
もしよろしけば、アフィリエイトの稼ぎ方を以下で無料公開しておりますので、よろしけばご覧になって下さい。
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今回は以上になります。