根本です。


今回はブログ読者の方数名からレビュー以来を頂いていたツールについて、僕なりの意見を述べていこうと思います。


で、そのレビュー以来のあったツールとはこの業界ではかなり有名な部類に入る


「SIRIUS(シリウス)」


というHTMLサイト作成のツールです。



次世代型サイト作成システム「SIRIUS(シリウス)」








特商法の記載





販売業者  株式会社ACES WEB

運営統括責任者  柳井孝裕

所在地  〒160-0022
     東京都新宿区新宿1-9-7第13大鉄ビル5階

電話  03-6380-5937

メール info@acesweb.co.jp




次世代型サイト作成システム「SIRIUS(シリウス)」のレビュー





今から検証をしていくシリウスですが販売されたのが2011年頃にも関わらず、未だにインフォトップの情報商材売れ筋ランキングの上位にランクインしているあたり、かなりの人気ツールであることは間違いありません。


ただ、それだけベストセラーツールだからと言ってその性能が現在進行形で稼げるのか?あるいはその機能がそのまま収益と直結しているのかどうかは慎重に検証していく必要があると思います。


そもそも「人気がある」ということと「稼げる」ということは全く別の話ですからね。


もちろん、中には人気と収益性が比例するツールなりテンプレートがあることは間違いありません。


しかし、はっきり言ってシリウスの有効性は「発売された当初はあった(2011年頃)」というだけで今の時代(2017年)にシリウスが収益に直結する効果をもたらすことはほとんどないと思っています。


その大きな要因となっている点は何より


「膨大な数のアフィリエイターが既にシリウス使っている(使っていた)から」


という点です。


これはどういうことかというと、発売された2011年の時点ではこのシリウスというサイト作成ツールは確かに有益性の高い画期的なツールでした。


当然、その当時でいえば収益に直結するだけのツールであったし、だからこそ大勢のアフィリエイターがこぞってシリウスを活用したのだと思います。


ただ、それはあくまでも2011年時点での話。


今となっては膨大な数のアフィリエイターがシリウスを使ったことにより、サイトに訪問するユーザーがそのサイトのデザインを見て「シリウスだ」とわかった時点で”アフィリエイターが運営しているサイト”と認知されてしまうようになり、それによって「このサイトもアフィリエイターのサイトかよ」とシリウスを使っているだけでサイトを瞬時に離脱するケースがかなり多かったりする実態があるのです。


これは僕自身、シリウスを使っていくつかサイトを作り実験してみたところ、アクセス数の割に成約率が低かったり、サイト巡回率やサイト離脱率が高いことからわかったことです。


当然僕だけの検証では、不確かな点が合ったので知り合いのアフィリエイターにも手伝ってもらったのですが同じような結果になりました。


まぁ、このような現象に関しては「賢威」も似たようなところがありますね。

(そういう理由で僕は賢威を利用していないのです)


やはり今の時代デザインは非常に重要な点だと僕は認識していて、これからの時代アフィリエイターであれデザインをおろそかにしていたり、デザインで差別化を図っていけないと中々厳しくなってくるのではと思っています。


特に”アフィリエイター臭”がプンプン出ているサイトなりブログは今後全く稼げなくなると思うので、僕もその点はかなり注意している部分です。


確かに一昔前であれば、シリウスを使ったサイトは稼げたと思います。


ただ今の時代「シリウスを使うだけで稼げる」なんてことは絶対にありえないし(もちろん、当時も”シリウスを使うだけ”では稼げませんでしたが)、そもそも論として今の時代ネット上にブログやサイトを構築して稼ぐビジネスをするのであれば、


「ワードプレスを使うのが絶対条件」


であるのは周知の事実。


実際問題、アフィリエイターのサイトやブログはもちろんのこと企業のホームページやオウンドメディアも今はそのほとんどがワードプレスですからね。


それだけワードプレスは優秀だということです。


だからこそと言ってはなんですが、今の時代シリウスをわざわざ購入する必要はないというのが僕の見解になります。


また、「HTMLサイトの作成の簡単さ」という点でシリウスを推奨する人がいますが、今の時代HTMLサイトを作る必然性というのはそれほどありません。


またシリウスが発売された当時のサイトはそのほとんどが「新規サイトの作成→記事投稿」までが中々面倒だったのは事実だし、その部分を簡素にしたのがシリウスの強みだったことは僕も認めます。


ただ、それはあくまでも当時の話。


今はワードプレスを使えば、どんなテンプレートであっても「新規サイト作成→記事投稿」はシリウス以上に簡単にできるようになっていますし、今の時代ネットビジネスで稼いでいこうと思えばワードプレスで十分。


それにワードプレスのテンプレートにしても、それなりのものであれば特段有料じゃなくても全然稼げますからね。


また、シリウスはアフィリエイターのために作られたツールであるということを謳い文句にして販売していますが、現時点で本当に稼いでいるアフィリエイターでシリウスを使っている人はかなり少なくなったと思います。


実際問題、何かしらの商材やツールなりをアフィリエイトしているサイトやブログを覗いてみるとわかると思いますが、もれなくワードプレスを使っているのが実際だと思いますし、逆に今の時代でシリウスを使ってサイトを作っている人で稼いでいるアフィリエイターはかなり少ないと思いますね。




シリウスが今の時代にそぐわない決定的な理由とは





またシリウスはあくまでもHTMLサイト作成ツールなので、文字形式のコンテンツ(記事)をある程度の数投稿していくとサイトの動き自体がかなり重くなる危険性があります。


つまり、シリウスを使ってサイトを作成したとしても、その後検索エンジンからの集客作業の基本である記事作成をすれば、サイトの動きが重くなり非常に見にくいサイトになるということ。


コンテンツ自体は充実していてアクセスはかなりあるのに、サイトが重くレスポンスが悪い。


クリックしても中々画面が表示されず、自分が求めている情報が出てこない。


そんなサイトになってしまうんですね。


当然そんなサイトに長く滞在するユーザーはいません。


つまり、シリウスを使ってサイトを作成するということはこのような状態になる前提でサイトを育てる必要があるのです。


要は、集客するための記事コンテンツを作成すればするほどサイトの質がどんどん落ちていくという。


もはや意味不明です(笑)


特に今の時代、ネット上でビジネスを行っていくのであれば、検索エンジンからの集客は基本中の基本であり、検索エンジンにこそ購買意欲の高いユーザーがたくさん集まると言われています。


つまり、今の時代のネットビジネスで稼いでいくのなら検索エンジンから見込み客を集客するのが必須であり、そのためには記事投稿による集客が大前提になるということなのです。


であるにも関わらず、シリウスはあくまでもHTMLサイトの作成ツールであり、HTMLサイトはサイト内のコンテンツ量(記事数)が増えていけばいくほど、サイト自体の質が落ちる(重くなり遅くなる)という実態があり、今の時代のネットビジネスには全く適していないんですね。


だからこそ、今稼いでいるアフィリエイターはもれなくワードプレスを使っているという現実があるのです。


まぁ、そもそも論になりますが今の時代にHTMLサイトを作るメリット自体があまりなかったりしますからね・・・・。


あっ、あとはシリウスの上位版はスマホ対応だからいいとされていますが、今はワードプレスのほとんどのテンプレートがスマホに対応しているので、その部分は特段メリットにはなりません。




シリウスの販売者「株式会社ACES WEB」及び柳井孝裕氏は顧客に稼がせる気ゼロ?





ここまでのレビューをご覧になった方はもうお判りかと思いますが、シリウスというツールを今のネットビジネス業界で使用するメリットはほぼないと言っても過言ではありません。


その大きな理由は、当時と比べてワードプレスの性能が格段にアップしたことが大きな要因だということも述べました。


しかし、今シリウスを使用するメリットがない理由はそれだけではありません。


というのも、このシリウスというサイト作成ツール、販売されてからツールの機能のアップデートはなく、販売された時(2011)のまま2017年を迎えているのです。


つまり、その機能自体が6年も前のものだということ。


これだけ流れの早いネット業界で6年も前の機能というのは、もはや化石同然のものだと言っても過言ではありません。


少なくとも、今の時代で稼げるツールなのかそれとも稼げないツールなのかと問われれば即決で”稼げないツール”と断言してしまわざるをえないぐらいのものだと思います。


それなのに、未だに当時の機能がそのまま通用するがごとく販売しているのを見ると、僕は販売者である株式会社ACES WEB及び柳井孝裕氏の怠慢以外の何者でもないと思うのです。


当然それはシリウスを絶賛し紹介しているアフィリエイターも同罪だと思う僕の意見は間違っているのでしょうか。


販売者である柳井氏がセールスレターで言っている通り、本当に顧客に稼がせる気があるのなら業界の流れに合わせて機能をアップデートしていくのが筋だと思います。


何にせよネットビジネスの基本は顧客に結果を出させることであるのは周知の事実なのに、柳井氏の行動はそれに相反する行為にしか見えません。



シリウスの機能について




現在進行形で売れ続けているシリウスですが、「上位版」という名で販売されているものがあります。


要は、最上級のサービスがついたシリウスという立ち位置のものですね。


ただはっきり言って、これも今の時代全く使い物にならない機能、あるいはお金をかけなくてもできる機能ばかりが目立ちます。


例えば、シリウス上位版のみについている「スマホ対応機能」。


はっきり言ってこのスマホ対応機能なんて、今の時代まともなテンプレードであればどれにもついている機能です。


確かにシリウスが発売された当時はまだiPhone3Gとかの時代で、これからはスマホの時代とか言われていました。


もちろん、その時であればこのシリウスの上位版は非常に有効なツールであったでしょう。


しかし、今の時代は国民のほとんどがスマホを所有しているし、スマホに対応していないサイトなんて本当に論外もいいところです。


であるにも関わらず、上位版を購入しないとスマホ対応のサイトが作れないなんて明らかにおかしいとし、これを意図的にやっているのなら詐欺と言われても仕方ありません。


また、知らなかったとしてもそれは明らかな職務怠慢行為だと僕は思います。


だいたい今の時代というのはgoogle自体がスマホ対応していないサイトは評価を落とすと公言しているぐらいですからね。


つまり、スマホ対応していないツールなりテンプレートは論外だということですし、そもそもそんなものを有料で販売してはいけないと思います。

(シリウスの通常盤はスマホ対応していません)


またシリウスの上位版は通常盤よりも6000円高いのですが、ついている機能自体はっきり言って6000円の価値はないものばかり。


ちなみに上位版には


・iPhoneサイト同時生成機能

・予約投稿機能

・被リンク自動獲得機能

・リンク集自動登録機能

・ソーシャルブックマーク自動登録機能


という機能がついてくるのですが、はっきり言ってどの機能も6000円払う価値がある機能だとは到底思えません。


例えば、被リンク自動獲得機能。


これはツールが自動で被リンクを獲得していくというものなのですが今の時代、被リンクはクリーンな被リンクじゃないと逆にペナルティを受ける恐れがあり、被リンク部分をツールに任せるのは非常に危険な行為だと言えます。


また、SEO目的の被リンクだと発覚した場合即座にサイトが飛ばされる可能性もあります。


きちんとしたリンクならまだしも、どこの馬の骨かわからないサイトのリンクを自分のサイトに貼るなんてことは今の時代自殺行為だということです。


またiPhoneサイト同時生成機能なんてものはついていて当然だし、iPhoneだけではなくアンドロイドを含めたスマホ全部に対応していなければ意味がないと先ほどお話しました。


予約投稿機能に関しても、サイト作成ツールにはついていて当然の機能だと思います。


しかもと言ってはなんですが、シリウスの予約投稿機能を使用するにはオートアップローダーというソフトが起動している必要があり、予約投稿する時間には必ずPCの電源がONでなければいけないという条件付きだったりします。


つまりシリウスの予約投稿機能は「わざわざ予約投稿する意味あるの」と思わず言ってしまうぐらいの機能なんですね。


確かに、被リンク自動獲得機能なんかはシリウス発売当初ならSEO対策として非常に有効な方法だったのは間違いありません。


それこそ、当時はペラサイトであってもとにかくたくさんの被リンクが貼ってあれが上位表示できるみたいな感じでしたからね。


ただ検索エンジンの機能が向上している今、違法な被リンクの収集行為はマイナスにしかなりません。


当然、どれだけ丹念に育てたサイトであったとしても不自然な被リンクがあれば、即座にgoogleからペナルティを受けてしまい、二度と使い物にならなくなってしまう恐れがあります。




まだまだある?シリウスの欠陥点





シリウスの販売コンセプトは


「初心者でもサイトを簡単に作成できる」


というものです。


しかし、実際のところ設定の部分で色々とややこしい点があります。


例えば記事作成の際の基本設定が非常にややこしい。


記事一つ作成するのに毎回10個ほどの設定項目があり、それを一つづつ設定していかないと記事を作成できないのです。


また、シリウスにはビジュアルモードとテキストモードの切り替え機能がありません。


要は、HTMLなどで装飾しても実際の記事ではどのようになっているかなどは、プレビュー画面を開くまでわからないということです。


一応シリウスにもデザインモードというものはありますが、編集の際いちいち別窓の開くので手間がかかって仕方ありません。


とにかく機能がたくさんついている割に全く使えないという。


それを通常盤18800円、上位版24800円で販売しているのがこの人気ツール「シリウス」の実態なんですね。


まぁ、結局何が言いたいのかというとSIRIUS(シリウス)というサイト作成ツールは、発売当時では非常に有効なツールだったが販売者の怠慢によってツールのアップデートを怠っているため現在では値段の割に全く有効性のないツールであるということです。


なんというか、シリウスはペラサイトみたいなものを量産してそのサイトを被リンクにつけるみたいなひと昔前のSEO対策には合っているツールなのかもしれませんが今の時代のネットビジネスには活用のしようがありません。


今後機能をアップデートするかどうかはわかりませんが、これだけアップデートを放置しているのを見る限りおそらくよほどのことがないと機能のアップデートはないと思います。


またシリウスを使えばコンテンツが自動的に検索エンジンで上位表示されるという話をしている人がいますが、シリウスを使うだけで自身のサイトや記事コンテンツが上位表示されるなんてことは絶対にありえません。


自身のサイトなり記事が上位表示されるためには一にも二にも「コンテンツの内容次第」であるということは今の時代のネット業界では常識ですからね。




まとめ





それではここまで行ってきた「SIRIUS(シリウス)」のレビューのまとめに入っていきたいと思いますが、もしあなたが現時点でシリウスを持っていなくて、これから購入しようかどうか迷っているのなら


「わざわざ購入する必要はない」


というのが僕の見解です。


というのもシリウスが発売されたのが約6年前。


であるのにも関わらず、その機能自体が当時のままであり一切アップデートされていません。


はっきり言ってこれだけ流れの早いネット業界で6年前の機能をそのまま使うなんてことはデメリットこそあれ、メリットは全くないと思います。


それどころか、一生懸命サイトを作成したとしても機能に問題があるがゆえに利益が1円も上がらないなんてことも十分に考えられます。


それぐらい”機能が古い”ということは、ネットビジネスでは致命傷になるということなのです。


また今の時代シリウスを使わなくても綺麗なサイトなんてものはいくらでも作れますし、ネットビジネスで稼ぐというだけならワードプレスで十分なのは間違いありません。


まして、あなたが今後アフィリエイターとして稼いでいこうとしているのならシリウスを活用する必要性はゼロ。


僕自身、今もっとも利益をあげている媒体はどれも決まってワードプレスを利用しているサイトだし、この根本ブログもワードプレスです。


まぁ、僕の個人的な意見としては今シリウスを使ってサイトを作成すると逆に稼げなくなるとさえ思っています。


それぐらいシリウスって時代錯誤感が強いイメージが僕にはあるんですね。


またシリウスに限らず、サイト作成ツールやテンプレートは仕組み作りの一部でしかないということ。


これはネットビジネスをしていく上で認識しておいて欲しい点です。


肝心なことはどのようにして仕組みを作っていくか。


これ以上でもこれ以下でもありません。


要は、いかに自動で収益が上がる媒体を複数構築していけるかどうかがネットビジネスで大きく稼いでいく際のポイントであり、その仕組み作りにおいてサイト作成ツールというものはそれほど重要ではない。


何度も言いますが大切なことはいかに収益性の高い仕組みを作っていくことができるかどうか。


>アフィリエイトにおいて自動収益化システムの現実的な作り方とは?


この部分を間違えると全く稼げない媒体しか作成できない、あるいは稼げても毎日毎日作業を朝から晩までしなければ即座に収入が減る恐れのある仕組みしかできなかったりします。


ではなく僕たちがやっていくべきはネットビジネスの最大のメリットを存分に活用した、労力以上の収入を得る仕組み作りに特化した戦略です。


だいたい、ネットビジネスをやっているのに朝から晩まで作業をしているなんて意味不明ですからね。


ちなみに、その仕組み作りの全てを以下の講座で無料公開しています。


今なら僕が以前コンサルで使用していたコンテンツも無料配布しているので、よろしければどうぞ。


>根本武の無料特別講座を受ける


では今回の「SIRIUS(シリウス)」のレビューは以上になります。


ここまでご覧になって頂きありがとうございました。