根本です。
今回は、チリツモプロジェクトという案件について、ブログ読者様からレビュー依頼がありましたので、詳しく調べてみました。
ちなみに色々と詳しく調べてみると、思わぬ意外なことがわかってきましたので、注意喚起の意味も込めて情報共有をしていきたいと思います。
それでは早速いってみましょう。
松岡直希 チリツモプロジェクト

チリツモプロジェクトのレビュー
今回のレビュー致します、チリツモプロジェクトというオファーは、
「ブックメーカー」
によって稼いでいきましょうという趣旨のオファーとなっています。
ブックメーカーとは、簡単に言えば合法的に掛けを行っている主催会社をまとめてブックメーカーと言います。
ブックメーカーは、世界に数千社存在すると言われ、賭け事を合法的に取り扱っており、一般の方も参加できるんですね。
まぁ、日本で言えば、JRAなどをイメージして頂ければブックメーカーとは何かイメージしやすいと思います。
ただ、日本ではそういった賭け事はせいぜい競馬やパチンコ程度しかありませんが、世界的を見渡すと色々な賭け事が存在します。
というか厳密に言えば、”あらゆる物事を賭け事の対象にする”という文化は外国、特に欧米にはあり、その文化を合法化して、ビジネスにしたのがブックメーカーと言った方がいいのかもしれません。
例えば、あるブックメーカーでは
・有名人に生まれる子供の性別
・有名人に生まれる子供の名前
・政治における大統領選でどちらが勝つか
などといったことや
・明日の天気はどちらか
などもブックメーカーによる賭けの対象となっているようです。
もちろん、スポーツに関する賭けはブックメーカーの主流であり、スポーツ全般の勝敗についてはもちろん、
・どちらのチームが先に点を取るのか
・どの選手が点を取るのか
なども賭けの対象となっています。
ちなみに、今回レビューしております、チリツモプロジェクトというオファーは、今説明したブックメーカー投資で稼いでいきましょうというものです。
要は、ブックメーカーで稼ぐということは端的に言うと
「ギャンブルで稼ぎましょう」
ということであり、今回レビューしている、チリツモプロジェクトのビジネスモデルであるブックメーカー投資とは、ギャンブル以外のなにものでもないということになります。
我々日本人からすれば、ブックメーカーと聞くとそれほど馴染みがなく、ましてブックメーカー投資と聞けば、何か新しい投資方法なのかと思う方もいるかもしれません。
ブックメーカーを合法的な投資方法なのではという認識を持つ人ということです。
ただ、ブックメーカー投資というのは、はっきり言えばただのギャンブル以外の何ものでもありません。
だからこそ、ブックメーカー投資でお金を稼ぐということは、非現実的なことなのです。
考えてもみて下さい。
あなたがこれからお金を稼いでお金持ちになろうとした時、
「競馬でお金持ちになる」
「パチンコでお金持ちになる」
という選択肢を果たして持つでしょうか。
あるいは、何かしらの賭け事をしてお金持ちになろうとするでしょうか。
おそらく、お金を稼ぐという選択肢の中には
「ギャンブルでお金を増やす」
という選択をする人は、この日本にはごく稀にしかいないはずです。
まして、スタート時点でそれほどお金がない人であるのなら、なおさらそのなけなしのお金をギャンブルに突っ込むようなことはしないはずです。
実際問題、ギャンブルによってお金持ちになるということは、非常にリスクがあることだし、お金を増やすレバレッジを考えてみても、超非効率的なことだと思います。
結局のところ、競馬やパチンコを含めた、いわゆるギャンブルというものは運要素が極めて強く、ビジネスのように
「稼ぐべくして稼ぐことができない」
のです。
仮に、1000万円のお金を持っていたとして、このお金を倍に増やそうとした時、競馬やパチンコで倍にしようと思うと、その元金をそのまま突っ込むか、あるいは、小規模で掛けながら、連勝を積み重ねるしかありません。
ただ、どう考えてもそれは非現実的なことだし、リスクが高すぎると思います。
ですので、お金を増やす選択肢として、競馬やパチンコと言ったギャンブルによってそれを行うのはありえない話なんですね。
もちろん、娯楽の1つとしてギャンブルを行うのは個人の自由だと思います。
ただ、それを仕事とする、ましてお金持ちになるための手段としてギャンブルをするというのは、どう考えてもありえません。
それこそ、これからお金を稼いでいきたいというような一般の方が、その手法としてギャンブルを選択するのはあまりにも危険すぎます。
しかし、今回のチリツモプロジェクトは、このありえない話、つまり
「ギャンブルによってお金持ちになりましょう」
というオファーなのです。
日本人には馴染みがないブックメーカーですが、世界的にみれば、ブックメーカー=賭け事という認識となっています。
それこそ、外国の人に「俺ブックメーカーでお金持ちになるわ」と言えば、「お前はおかしくなったのか」とバカにされて終了です(笑)
それぐらい、ブックメーカーで稼ぐってありえない話なんですね。
だからこそ、今回のオファーであるチリツモプロジェクトには参加すべきではないのです。
まして、ブックメーカーは日本国内では「違法行為」となっていますので、ブックメーカーを実践するということだけでも、かなりのリスクを背負うことになります。
いずれにしても、お金を稼ぐ手法としてブックメーカーをやるなんてことは非現実的なことだと認識するようにして下さい。
チリツモプロジェクトは大炎上案件の焼きましだった
ちなみに、今回レビューしています「チリツモプロジェクト」というオファーですが、2017年の夏に一度公開されたオファーとなっています。
要は、過去のオファーの使い回しということです。
ちなみに、前回のオファーでの参加費は”298000円”となっており、非常に高額なオファーでした。
にも関わらず、多数の人が参加申し込みを行ったという事実があります。
ただ、ブックメーカーで稼ぐということ自体、不可能な話なので、もちろんその後チリツモプロジェクトのオファーが大炎上したのは言うまでもありません。
実際、チリツモプロジェクトの参加者から大量の返金要請があったようです。
そんな大炎上案件の焼きましが、今回再度オファーされたチリツモプロジェクトの実態なんですね。
ちなみに、前回のオファー時に配布された動画をここで乗せておきますので、参考にして下さい。
第1話:https://youtu.be/u57HxTnh39w
第2話:https://youtu.be/e0fkAA-acmc
第3話:https://youtu.be/mqw1Mg6nB68
第4話:https://youtu.be/JPibCM7UsAU
第5話:https://youtu.be/4ZpbAqFZo6g
Q&A:https://youtu.be/rT719MIbLwA
動画を見て頂くとわかりますが、動画内では実際のブックメーカーで稼いだ証拠なるものが出てくるのですが、その画像は松岡氏が本当に稼いだものであるかどうかの根拠は一切ありません。
しかも、バックエンドのチリツモ投資塾では
・参加者全員100万円保証
・参加費全額返金保証
・最低月利60%保証
という保証があったのですが、過去のオファー時はどれも保証してもらえなかったようです。
松岡氏は、動画内で自分が開発したツールである「ジャックポットシステム」を使えば、100%ブックメーカーで勝てると言っています。
ただ、仮にブックメーカーで100%勝てる試合があったとすれば、確実に主催者側からベット規制が入ります。
要は、そういう参加者側だけに利益が入る案件がもしあれば、主催者であるブックメーカー会社側が参加者にベットさせなくしてしまうのです。
この理由は明白で、ブックメーカーと言えど主催者側はビジネスとして行っているので、自分たちの儲けが出なくなれば、当然規制を入れてくるということになります。
ですので、松岡氏が動画内で言っているような”ツールを使えば100%勝てる”というのは
「ありえない話」
なのです。
お金を稼ぐのにギャンブルを行うということ自体、本当にありえない話なので、そもそも今回のチリツモプロジェクトのビジネスモデルがブックメーカーという時点でなしなのですが。。。。
チリツプロジェクトに関係している危険人物とは
また、チリツモプロジェクトにはこの業界では非常に悪評の高い人物が関与していることが、今回の検証でわかりました。
まず、松岡氏が出演する動画に出てくるインタビュアーの「池田光」という人物。
彼は、過去に「合法インサイダーメソッド」というオファーを大炎上させたという実績がある人物です。
その「合法インサイダーメソッド」では、毎年10億円以上の収入を100%確約させるという誇大な謳い文句で、たくさんの情報弱者にお金を払わせ、多くの被害者を出し大問題となったのです。
また、このオファーの際に使ったセールスページでは、あの小玉歩氏の会社役員の画像を無断で使用し、小玉氏とトラブルになったという経緯があります。
結果、小玉氏側とトラブルになったのです。
要は、池田光という人物は、嫌われ者が多いこのネット業界においても1、2を争う嫌われ者であり、問題児であるということが過去の事件を見ると明白にわかると思います。
そして、もう一人、今回のチリツモプロジェクトの推薦者として名を上げている、「正木漱一」という人物。
彼もこの業界では、かなりの曰く付きの人物であり、過去に行った「正木漱一塾」というオファーは被害者の会ができるくらい、大問題となったという実績があります。
つまり、この問題が多い業界の中でもトップクラスに問題を起こしている人物が、今回レビューしたチリツモプロジェクトには関わっているということなのです。
類は友を呼ぶと言いますが、この業界に長い人間の一人として、「池田光」氏と「正木漱一」氏が大々的に関わっているというだけで、今回のチリツモプロジェクトは非常に危険な案件であると判断しています。
いずれにしても、オファー自体の内容(ブックメーカーで稼ぐ)とオファーに関わっている人物(池田氏、正木氏)を見れば、今回のチリツモプロジェクトはどのようなオファーであるのか、理解して頂けたはずです。
まして、チリツモプロジェクトは過去に一度炎上しているオファーの焼きましですので、どう考えても参加するのは危険としか言いようがありません。
もちろん、それでもという方は覚悟を持って参加するようにして下さい。
それでは今回のチリツモプロジェクトのレビューは以上になります。
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PS
最近では、少し切り口を変えて
「ブックメーカーの主催者となって稼ぎましょう」
というオファーもあるようです。
ブックメーカーの主催者とは、端的に言えば胴元ということであり、日本においてはJRAなどがそれにあたります。
要は、賭け事の主催者となり、何かしらの賭け事を行い、参加者を集めて、参加者が払う掛け金の一部を手数料として収益とするということですね。
確かに、この手法でお金儲けをすることは理論上不可能ではありません。
現に、ブックメーカーの主催会社は世界に数千社あるわけですからね。
うまくやれば稼げる可能性は高いからこそ、それだけのブックメーカーを主催する会社が世界中にあるのだと思います。
ただ、日本では違法とされているブックメーカーの主催者となるということは、要は海外を拠点としてビジネスを行うということです。
もちろん、それで大儲けしている日本人もいることはいると思いますが、文化も法律も違う外国でビジネスを成功させるのは、極めて難しいことであるのは言うまでもありません。
ただでさせ運営自体を行うのが難しい、ブックメーカーなのに、それを日本人がやるわけですからね。
まして、どの国であってもそういった賭け事系のビジネスの背景には必ず、裏の世界の人間が関わります。
これは日本においても同じですね。
それゆえに、そういったリスクも付きまとうのです。
ですので、仮に切り口を変えたブックメーカーの主催者となって稼ぎましょうというオファーであったとしても、冷静に判断して、情報等を遮断するようにして下さい。
この業界のオファーの大半は、理論上は確かに稼げるというものなのですが、現実的には不可能なものばかりですので。