このブログを開設してから、そこそこの時間が経ちますが日々色々なご相談や質問を受けます。
それこそ、多い時では1日に数十通程度のメールを頂くこともあるぐらいです。
そして、そんなやり取りをする中でも意外に多い悩みというものが
・モチベーションが継続しない
・モチベーションが上がらない
・モチベーションが下がって行動できない。
というものであり、モチベーションに左右された結果行動に移せず、そんな自分に悲観してしまう。
そんな悩みを持った人が多く、そんな悩み相談をそこそこの数受けているのが現状としてあります。
実際問題、この業界に参入したのはいいもののモチベーションややる気が継続せず、少しの実践で挫折しネットビジネス自体をやめてしまい、結果として稼げないというケースは非常に多いと思います。
ひょっとすると、今この記事をお読みになっているあなたもそんな状況の真っ只中にいる人かもしれません。
もちろん、ネットビジネスで稼げていない全ての人がそうではなくとも、傾向としてネットビジネスで挫折する人はそのような傾向が強いという話です。
また、ネットビジネスに限らず「物事に挫折する時」というのは大抵、モチベーションややる気がなくなり継続できなくなるのが大半だと思います。
僕自身、物事を成功させるためにもっとも必要なことは「継続すること」にあると思っていますし、自分が達成したいことに時間をしっかりとかければ、結果はでると確信しています。
ただ、その「継続」という面がなかなか難しかったりするの現実だし、その継続を支えるのがモチベーションややる気ということは間違いありません。
そこに気がついている人が多いからこそ、「モチベーションに関する質問」が非常に多いのだと思います。
というわけで今回は努力を継続するために必要なモチベーションについて僕なりの考えを述べていきたいと思います。
ネットビジネスとモチベーションの話。
で、このモチベーションに関しては先に結論から述べたいと思うのですが、はっきりいって僕のところにくるメールの質問者の方にもお伝えしていることは、そのモチベーションというものは結局のところ
「自分の中から引き出すしかない」
というのが回答であり、かなり抽象的な答えになってしまいます。
そして、何よりこのモチベーションが自分の中から引き出される要因となるのが、「欲望」というエネルギーなのです。
当然、この「欲望」の強い弱いは個人差がありますので、モチベーションの大小も個人差が出てくるのは仕方がないことだと思います。
ただ、その「欲望の強い弱い」「モチベーションの大小」ということを度外視した上でモチベーションそのものということの認識として
「上げようとすることよりも下げないことに意識を集中すべき」
というのが僕がモチベーションに対する認識になります。
そもそも、モチベーションややる気というものはあくまでもそれが動機となって行動が生まれ、その行動によってお金が稼げるようになったり、結果が出たりするものであり、モチベーション自体がお金を生み出してくれるものではありません。
ただ、ビジネスにおける結果というものはあくまでも「行動」によって生まれるものですので、その要因となる「モチベーション」というものは行動を生み出す源泉となるので非常に重要なのは言うまでもないと思います。
しかし、モチベーション自体を行動の要因と捉えその源泉と捉えるのであれば、僕は決してモチベーションが「高い」必要はないと考えています。
なぜなら、「モチベーション」が要因となって「行動」を生み出す時はあくまでもそのモチベーション自体が上向きの時だからです。
つまり、モチベーションというものは決して高い必要はなく、「上向き」であれば問題がないということが言えるのです。
逆に言えば、行動が生まれない時というのは間違いなくそのモチベーションが「下向き」の時であり、モチベーションが下向きの時は確実に「やる気」や「結果につながる行動」が生み出されることはありません。
だからこそ、モチベーションというものはいかに「上向き」の状態を作り続けること大切であり、高めるということよりも遥かに重要なのです。
しかしながら、この業界を含め多くの人は
「モチベーションを高めるためにはどうすればいいのか?」
ということを常に意識し、モチベーションを高める方法を模索し続けています。
しかし、僕はそういう作業ははっきり行って「無駄なこと」だと思っていますし、そういうことに時間を費やしたり、悩んだりすることは時間の無駄ではないかと思うわけです。
というのも、「モチベーション」というものは単純に
「お金を稼ぎたい」
「そのためにネットビジネスをしよう」
という思いを持った時点で行動に必要なモチベーションは十分に引き出せていると思うからです。
少なとも、ネットビジネスやアフィリエイトを実践している人あるいはこれから始めようという人ならば、上記のような思いが動機となって行動したという事実があるはずですので、十分なモチベーションは既に引き出せていると行っても過言ではありません。
大切なことは、そのモチベーションをいかに停滞させずに持続させて結果に結びつく行動を「継続」させて行くことにあるのです。
モチベーションで大切なことは上げることではなく、維持することまたは下げないことにあり
根本的に「モチベーションが上がる」という現象は、自分自身の意識エネルギーがポジティブになった時に起こるものだと思います。
「今よりもいい生活がしたい」
「あんな家に住みたい」
「あんな車に乗りたい」
などの欲求を元にした願望がモチベーション自体を引き上げてくれるのです。
ただ、肝心なことはこのようにして上がったモチベーションは、そこで思い描いた願望と現実との乖離が大きい、あるいは実現の見通しが見えなくなってしまうと一気に下がってしまいます。
つまり、モチベーションを”上げすぎて”願望や妄想を高めすぎると、上げたモチベーションは下がりやすいものになってしまうのです。
どれほど大きな夢や崇高な理想を掲げ、モチベーションを高めていっても現実的にそれが見えてこなければ途端にモチベーションは下がる。
それが行動力の低下につながり、それが最終的に成功するために一番重要な「継続」を妨げてしまうのです。
「物凄くやる気があるサラリーマンがいきなり会社やめる」
こんな人をあなたも見たことありませんか。
特に社会に対して、大きな夢を膨らませ過ぎて現実が全くといって見えていない人などは、ちょっと厳しい現実にぶちあたると一気にモチベーションが下がり、継続を断念してしまう。
それがサラリーマンなら会社をやめるということになるんですね。
これはまさに僕が先ほどお話した、モチベーションが下がる例の典型的な事例だと思います。
結局のところ、モチベーションを下げないあるいは維持するために必要なことは過度にモチベーションを上げるのではなく、その方向をポジティブな方向に向けておくことなのです。
つまりモチベーションで重要なことは決して、「高いか低いか」ということではなく「方向性」が全てだということ。
端的に言えば「現実を見ろ」ということであり、あくまでも「達成可能な目標」を追いかける感覚でモチベーションを前向きな形で維持するということがポイントだと思います。
大きすぎる夢や誇大妄想を追いかけなければ、多少の失敗やうまくいかないことに出会っても、そう簡単にモチベーションは下がるものではありません。
あくまでも追い求めているのは「可能性」であり、当然失敗やうまくいかないこともあるし、逆に考えればその失敗やうまくいかないことも「可能性の一部」だと認識することができると思います。
大切なことは、その可能性を追いかけ続ければ結果がでる可能性は絶対にゼロにはならないということです。
だからこそ実践時のこちらのテンションは「結果がでるかもしれない」程度のフラットな意識で、行動を継続させることが何より重要なことなんだと思います。
少なくとも僕自身が考えるモチベーションはこのような認識であり、僕自身それほど意識的にモチベーションを高めるという作業を一切行わず、フラットな状態をキープして行動の継続を何より意識しています。
当然、意識していることもありどのような好転が生まれてもモチベーションが変に上がることはありませんし、上げる気もありません。
つまり、結局の何が言いたいのかというとモチベーションというのは無理に上げようとするよりも、方向性だけ意識してそれをフラットに維持するという意識の方が、結果的に一番大切な「行動の継続」につながるということです。
もちろん、人によってモチベーションの捉え方、認識の仕方、使い方は違うと思いますが僕はモチベーションに対してこのような意識を持っています。
根拠のない幻想を見るくらいならしっかりと目を開き現実を直視する。
その上で可能性を追い求める。
これくらいのモチベーションを維持する方が、結局何よりも重要な継続に繋がるということですね。
モチベーションが上がらないということで悩んでいる人は是非参考にしてみて下さい。
では今回は以上になります。
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