根本です。
今回、ブログ読者様より、あるオファーの検証以来がありました。
かなり怪しそうな感じだったので、詳しく検証してみた結果、意外なことがわかりましたので、注意喚起の意味も含めて共有していきたいと思います。
で、そのオファーとは永井忠勝という人物が行っている
「ハローライフプロジェクト」
というオファーです。
結論から言うと、このオファーは典型的な情弱層狙いのオファーとなっています。
ちなみに、情弱層狙いのオファーとはどういうものかというと、最初の段階ではオファーの情報を隠して
「とにかくこの方法はマジで稼げます!!」
「僕も実際にこの方法で億万長者になれました!!」
と煽り倒し、ユーザーが完全に出来上がった状態で初めてビジネスモデル(どのようにして稼いでいくのか)を明らかにするというオファーのことを言います。
ただ、その手の情弱層狙いのオファーにまともなものは一つもありません。
例えば、過去の取り上げた以下のオファーはその典型で、最初の段階で高級車を背景にとにかく
「僕はこの方法で億のお金を稼いでいます」
「この方法なら誰でも億稼げるようになります」
と煽りまくり、実際一番肝心の「何で稼いでいくのか」ということの蓋を開けてみれば、なんと競馬で稼ぐというものでした。
参考ページ:藤本京の1億円チャレンジプロジェクト
どうですか?ありえます、億稼ぐ方法が競馬って(笑)
ギャグですかって感じですよね。
投資とかならまだ話の辻褄が合いますが、競馬ですから。
ちなみに、このオファーの動画を最後まで見ましたが、自称億円プレイヤーの販売者が馬券を購入し、競馬場で必死に応援している様子は本当に滑稽でしたね(笑)
「いや、バカなの」と。。。。
まぁ普通に考えれば競馬で億稼ぐとか、ありえない話ですから。
ただ、残念ながら今紹介した「1億円チャレンジプロジェクト」というオファー、参加者が殺到しました。
もちろん、その参加者の大半はネットビジネスについて何も知らない、いわゆる
「情弱層」
の方達ばかりです。
噂によるとそんな馬鹿げたオファーであっても、数億円の売り上げをあげたよう。
つまり、この手の高額塾へと繋がる無料オファーはそのターゲットが完全に情弱層であり、その情弱層が反応する売り方を徹底して研究しているのです。
そして、その情弱層がもっとも反応するオファーがとにかく中身を隠し、凄い凄いと煽りたてるやり方なんですね。
もちろんと言ってはなんですが、今ご紹介した「一億円チャレンジプロジェクト」という高額塾は、クレームが大量に発生し大炎上しました。
まぁ、競馬で稼げるなんてありえませんから当然と言えば当然です。
ただ、販売者側はそんなこと百も承知だし、もっと言えば高額塾へくる大量のクレームも想定内だったりします。
要は、彼らだってそんなやり方で稼げるなんて、これっぽっちも思っていないということなんです。
だから、彼らにとって大量のクレームや炎上することは想定の範囲内だし、痛くもかゆくもありません。
その証拠に、これだけ高額塾が叩かれているのにも関わらず、高額塾は減らないどころか、増加傾向にあります。
要は、この手の情弱層向けのオファーは
「炎上前提で作られている」
のは間違いありません。
あくまでも、それありきで対策を立て、オファーを投げているのです。
だから仮にクレームが大量に発生し、大炎上しても痛くもかゆくもないという。。。
どのような対策なのかは、話の趣旨が変わってくるのでここでは詳しくお話しませんが、あらかじめ弁護士のなどと相談しながら法的に勝てる状況を作っていたりとうまくやっているんですよ。彼らは。
現に、被害者の会なるものがたくさんできているのに、情報起業家の逮捕というのはありませんからね。
つまり、情弱層狙いのオファーというものは、そういうオファーであり、はっきり言えば”詐欺”同然のオファーなのです。
そんな、詐欺オファーの典型である手法が最初の段階で中身隠し、煽り倒すというものであり、今回の永井忠勝氏が手がけるハロープロジェクトもそのようなオファーとなっています。
前置きが長くなりましたが、ここから内容の検証に入っていきますね。
永井忠勝 ハローライフプロジェクト

特商法の記載
販売会社 シーケンス合同会社
販売責任者 永井忠勝
メール hellolife.staff.01@hellolife2017.com
所在地 大阪府大阪市住吉区長居東14−22長居東コーポ709
ハローライフプロジェクトのレビュー
まず、今回のオファーを一通り検証して僕が感じた感想は
「このオファーは絶対に関わってはいけないオファーである」
ということです。
その理由は、冒頭でもお話しましたが、このハローライフプロジェクトというオファーが
「典型的な情弱層狙いのオファーだから」
です。
また、本当に稼げる情報であるのなら、そのビジネスモデル(何によって稼いでいくのか)を隠すようなことはせず、最初の段階からきちんと何で稼いでいくノウハウなのかを公表すると思います。
現に、インフォトップなどのASPで上位にランクインしている教材で、中身を隠しているものは何一つないはずです。
(決してインフォトップの上位ランキングの教材を評価しているわけではありません)
製作者自身がそれによって本当に稼いでいる、あるいはその稼ぎ方によって稼がせているのであれば、最初の段階から堂々と自信をもってビジネスモデルは開示するものだと思います。
逆に、何で稼いでいくのかを公表しないということは、裏を返せば
「公表できない理由がある」
と言わざるを得ませんよね。
例えば、今回のハローライフプロジェクトのセールスページで言われているように
・メールアドレスを入力して登録する
・送られてくる動画に従って給付金の申し込みを行う
・翌月から20万円が口座に入金される
というようなことは、普通に考えればビジネスとして成立しておらず、ありえない話です。
また、本当に給付金であれば国の公的な制度を適応しなければならず、その際の身分証明書を含めた、厳正な審査を行う必要があります。
ただ、このオファーも送られてくる動画を見ていけば、結局給付金のように、無料でお金を配るものではなく、普通にビジネスをして稼いでいくものです。
つまり、お金をあげると言いながら結局は「〇〇で稼いでいきましょう」というものが実際のところだということなります。
(何で稼ぐオファーなのかは後で詳しく解説します)
要は、セールスページではメールアドレスを登録すれば、20万円の給付金が受け取れると散々言っておいて、いざメールアドレスを登録すれば
「給付金を受け取るような稼ぎ方を教えます」
というニュアンスに少しずつ変わっていくわけです。
つまり、端的に言えば嘘をついていると言っても過言ではないということになります。
だって、最初と言ってることが登録してからとでは全く違いますからね。
マジでたちが悪いですよ。
そもそも、本当に稼げるノウハウはこの手の高額塾に繋がる無料オファーが言うように「ワンクリックで」とか「動画に従うだけで」といったありえないぐらい簡単なものではありません。
それこそ、きちんとした稼げるノウハウであればあるほど、それなりの努力と労力をかける必要があります。
逆に言えば、それなりの努力と労力さえかければ間違いなく稼げるからこそ、自信を持って「これは〇〇によって稼ぐノウハウです」と公開できるのです。
ただ、残念ながらこの手の詐欺まがいのオファーがなくならないのには理由があります。
それは情弱層の人ほど
「楽して稼ぐ方法」
に興味を示す傾向にあり、そんなありえない話を信用してしまうのです。
「とても信じがたいけど、自分が知らないだけでネットの世界にはそんな方法があるのかもしれない」
そんな射幸心から、この手のオファーがウケてしまう。
それゆえ、情弱層をターゲットにしている情報起業家は、ありもしないことを誇大に表現することで、情弱層から興味と関心を引き出し、炎上前提で高額なオファーを売り込んでいくのです。
あらかじめ言っておきますが、いくらネットの世界であっても「ワンクリックで」とか「登録するだけでお金が送られる」なんてことは絶対にありえません。
ですので、この手の詐欺まがいのオファーに引っかからないようにするには、「楽して稼げるなんてことはこの世の中にはない」という、当たり前の認識を持つことから始まります。
もちろん、ネットビジネスはリアルビジネスと比べて遥かに楽に稼げることは間違いありません。
大体、リスクゼロでビジネスを行えるのなんか、ネットビジネス以外この世の中には存在しませんからね。
そういう意味では、ネットビジネスはリアルビジネスよりも、
「楽して、簡単に稼げる」
ということはできます。
とはいえ、「ワンクリックで」とか「アドレスを登録するだけで」というのはいくらネットビジネスでもありえない話です。
仮に、それで稼げるのであれば一瞬で飽和するはずだと思います。
だって、そんな誰でもできることをするだけで稼げるんですからね。
ちなみに、この手のオファーは炎上前提で行っているとお話しましたが、その確証として、オファー自体が”どのような住所”から行われているのかを見れば一瞬で判断できます。
というのも、炎上前提で行われる高額塾に繋がる無料オファー、仮に何かあった場合すぐに逃げれるように販売元をペーパーカンパニーにしているケースが大半なんですね。
(逃げるとはそのままとんずらする場合もあるし、あらかじめ倒産前提で会社作るという逃げ方の場合もあります)
今回のオファーですと、
所在地 大阪府大阪市住吉区長居東14−22長居東コーポ709
この2つを調べれば、どのような前提でこのオファーが発信されているのかわかるということです。
で、実際に調べてみた結果以下のような場所が住所として特定されました。

外観を見る限り、きちんとしたオフィスではなく、築年数が古いアパートを利用しているということがわかります。
また、このシーケンス合同会社を調べてみると、どうやら最近できた会社のようです。
これらのことを合わせると、このハローライフプロジェクトというオファーの発信会社であるシーケンス合同会社というのはペーパーカンパニーの可能性が極めて高く、今回のオファーは
「炎上前提の詐欺オファーである危険性が極めて高い」
と断定することができます。
余談ですが、ペーパーカンパニーを元に行われているオファーの中には、入金をした瞬間に音信不通になるなど悪質なものもありますので注意が必要です。
ハローライフプロジェクト永井氏の背後にいる恐るべき人物とは
また、今回のハローライフプロジェクトの発信者である永井氏ですが、彼には非常に悪質なオファーで大量の被害者を出している人たちとのつながりがある疑いがあります。
例えば、今回の動画にインタビュアーとして出てくる、矢田真一郎という人物。

彼は以前
・1円を入れると3万円に増える魔法の貯金箱

というPPCアフィリエイトの高額塾をやっており、そこで大炎上をしでかした人物なのです。
(気になる方は「矢田真一郎」あるいは「矢田慎一郎」で検索してみて下さい)
そして何より、この「1円を入れると3万円に増える魔法の貯金箱」というオファーで矢田氏とともに主催していた、山本智也という人物は”あの”与沢翼氏や蝶乃舞氏らと一緒にビジネスをしていた人物なんですね。
つまり、今回のオファーである永井忠勝氏のハローライフプロジェクトというのは、そういう人物たちが背景にいる可能性が高いということになります。
もちろん、それらの人物はこの業界では悪評にまみれている人たちばかりです。
当然、その悪評は情弱層をターゲットにしたありえないオファーを連発し、多くの被害者を出したことが要因となっています。
要は、それだけ詐欺まがいのことやっていた人たちと今回の永井氏は組んでいるということですので、そのあたりを認識しておいて下さい。
ハローライフプロジェクトのビジネスモデルは非常に危険
また、ハローライフプロジェクトが実際に何で稼いでいくのかは、今のところまだわかりません。
現時点で配布されている動画を見る限り、「これはやばい」「この方法ならありえないほど稼げる」の一点張りで、ビジネスモデルに関しての言及は一切ない状況です。
ですので、今のところ何で稼いでいくのかという明確なビジネスモデルはわからないということが現状となっています。
ただ、動画内で見られるオファー発信者の永井氏とインタビュアーの矢田氏の掛け合いを見ている限り、どうやら今流行りの「仮想通貨を使って稼ぐ」ようなことを言及していますので、ハローライフプロジェクトは投資方面の稼ぎ方の可能性が高いと見ていいですね。
また、さらに彼らの話を読み取っていくと、東アジアとの発言があることから、おそらく新興の仮想通貨を使って稼いでいく手法のように思います。
ただ、新興の仮想通貨を取り扱った売買というのは非常に危険です。
というのも、仮想通貨で代表的なものはビットコインですが、そんなビットコインですら最近になってようやく投資というジャンルで認知され初めたという事実があります。
つまり、少し以前では仮想通貨最大のビットコインですら、市場には信用されていなかったということです。
数年間イマイチ値が上がらなかったのはそのためだと思います。
そう考えた時、アジア地域で”これから”始まる、新興の仮想通貨に市場の信用なんてないはずです。
はっきり言って、現時点では市場からみれば紙くず同然だと思います。
それどころか、ビットコインですらまだまだ先行きが不透明であり、現在は高騰中ですが明日になった時点で暴落する危険性もゼロではないのです。
要はビットコインですら、今が頂点の可能性があるとうことです。
ビットコインでもそれぐらい不安定なのに、今から始まる新興の仮想通貨がそこまで値上がりするはずがありません。
また、新興の仮想通貨はたくさんのリスクが付きまといます。
典型的なリスクは
・取引所自体がハッキングされるリスク
・取引所が倒産するリスク
です。
世界的に信用がある、株式投資やFXの場合、その資産は証券保管振替機構や信託銀行で管理されますので上記のようなリスクはありません。
しかし、ビットコインを含む仮想通貨の場合、取引所による分割管理が基本となります。
要は、仮想通貨の取引所自体があなたの資産を管理しているということです。
また、新興の仮想通貨のリスクはそれだけの止まりません。
タチが悪いので言うと、その新興仮想通貨の取引所自体がもともと詐欺を行う前提で作られているというケースです。
取引所というのは、顧客の仮想通貨を預かる場所なのですが、顧客から仮想通貨を預かる場合、所有権は顧客にあるということになります。
これは当然ですね。
ただ、”仮想通貨の取り扱い”という意味では、取引所はあらゆることができるんです。
つまり、言ってしまえば取引所が顧客の仮想通貨を取り扱うという口実を作れば、いとも簡単に顧客の仮想通貨を盗んでしまうことも可能だという事。
あるいは、盗むということを前提に計画的な倒産という戦略を立て、新興仮想通貨を立ち上げるとこともできるのです。
それゆえ、新興の仮想通貨を取り扱っていくということは非常に危険あり、現時点ではリスクしかありません。
また、最近では「新興の仮想通貨は稼げる」という謳い文句の新手の詐欺が横行しており、詐欺被害者が続出しているという事例もここ最近上がってきています。
参考ページ:ビットコインなどの仮想通貨で詐欺に会わないために必要なこととは
このように、今回の永井忠勝氏のハローライフプロジェクトは、色々な視点で見ていくと非常に危険なオファーであるということがわかるはずです。
くれぐれも
「20万円を支給します」
という謳い文句につられて、興味を示さないようにして下さい。
また、今後もますます情弱層が反応する動画を配信し、射幸心を煽り立てる演出が続くことが予想されます。
それに加え、仮想通貨を含めた投資案件は、高額塾への入塾費プラス実際に仮想通貨への投資金が掛かりますので合計で言えば、100万以上かかるとみて間違いありません。
それゆえ、中には投資系の高額塾きっかけで莫大な借金を背負ってしまい、地獄を見ているという人も多数おられますので注意して下さい。
まぁ、ここまでの話を聞いて下されば、今回のハロープロジェクトというオファーは
「絶対に関わってはいけないオファーである」
ということを理解して頂けると思います。
しかし、「それでも自分は」という方は、一度地獄を見て下さいと言わざるを得ませんね。
中には、これだけ忠告してもこの手のオファーに参加してしまい、多額の借金を背負う人がいますので。。。
それでは今回は以上になります。