根本です。
今回もブログ読者様からレビュー以来があった案件について僕なりの意見を述べていきたいと思います。
そのオファーとは長谷川ナオヤさんという方が行っている
「Grand Slam」
というオファーについてです。
まぁ、このGrand Slamというオファーについては結論的には
「どんな人であれ絶対に参加すべきではないオファー」
の典型例だと思います。
その根拠について、詳しく解説していきます。
それでは早速いってみましょう。
長谷川ナオヤ Grand Slam

特商法の記載
会社 株式会社Richesse
責任者 小澤正和
所在地 160-0022
東京都新宿区新宿5-13-14-2F
長谷川ナオヤ Grand Slamのレビュー
まず、最初にはっきりさせておきたいのは今回のレビューするGrand Slamのビジネスモデルはバイナリーオプションであり、ツールによって稼ぐというもの。
バイナリーオプションというのは投資とも言えるジャンルですが、ギャンブル的な要素が強い投資であり決して初心者が確実に稼げるものではありません。
というのも、バイナリーオプションの利益の得かたというのは、「その銘柄の値段がこれから上がるか下がるか」という二択の選択をするだけだからです。
僕からすれば、はっきり言って二者択一の選択で勝ちか負けかが決まるものであり、バイナリーオプションとは
「丁半博打のようなもの」
だと言っても過言ではありません。
実際問題、一般的なトレーダーたちはバイナリーオプションについてそのような認識を持っていたりします。
冷静に考えてみて欲しいのですが、丁半博打の勝ち負けをアプリを操作するだけで当てるなんてことはどう考えても絵空事でしかありません。
それこそ、そんなツールが開発できたのであればこのような無料オファー形式で紹介するよりも現在進行形でバイナリーオプションを実践している人に売った方が遥かに高値で売れることは間違いないと思います。
また、その方がこのようなマーケティングスキームをわざわざ組まなくても、もっと手取り早く売ることができるのは普通に考えればわかることです。
大体僕はいつも思うのですが、この手の最新ツールを開発したという謳い文句に対して
「そんなすごいツールを開発したのなら自分で使って稼げば」
と思ってしまいます。
というか、冷静に考えれば誰しもそうか考えるはずですよね。
「いや、そもそもそのツールでそんなに稼げるのなら、従業員とか雇って全員にそのツール使わせて回転させればよくねw」
と(笑)
このような冷静なツッコミができればはっきり言って、未だにネットビジネス会にはびこる”詐欺オファー”に引っかかることはなくなると思います。
だって、今回のオファーも含め、この手の詐欺オファーはセールスレターにツッコミどころ満載ですからね(笑)
あとは、バイナリーオプションと言っても所詮は投資であり、ギャンブル的な要素が強いもの。
であるのなら100%勝てるなんてことは絶対にありえません。
それこそ、株式投資やFX投資で生計を立てるトレーダーと呼ばれる人たちの最後の決め手になるのはなんと言っても
「資本金」
以外のなにものでもありません。
要は、投資額をしっかり確保できる人が投資で勝てるわけであり、投資額が必要ということは負けも見越した上で、負けてもそこから這い上がれるだけのお金が必要だということなのです。
ですので、仮にこのツールを使ってバイナリーオプションに挑戦しようとしている人がいたとするのであればしっかりと元手となる資本金を用意して挑戦するようにして下さい。
間違っても、なけなしのお金を使って一攫千金なんて狙らってしまえば本当に手持ちの資金がショートする場合もありますので。
Grand Slamの矛盾点
先ほども申しましたが、このオファーはGrand Slamというツールによってバイナリーオプションを行っていきます。
LINEに取引についての指示が送られてきて、それに沿って取引を行えばバイナリーオプションで勝てるという仕組みのよう。
まぁ、これがいかにデタラメなのかは先ほどお話しましたが実はもう一つツッコミどころがあったりします。
というのも、バイナリーオプションというのはその銘柄の上がり下がり早い取引だということです。
つまりツールを使ってLINEから指示が出たとしても、そこに間違いなくタイムラグが生まれてくる。
仮に、LINEに情報を送る人間がその時判断して上がると思ったものであっても、指示を出している間に上がり下がるが大きく変わる可能性が十分あるということです。
また仮に送った情報がその時に正しい場合であっても、その情報をリアルタイムで受け取れる人は限られていると思います。
だいたいバイナリーの相場変動なんていつ起こるか予想できるものではありません。
夜中に動きだしたり、早朝に動き出したり、日中に動きだすことも十分に考えられるんですね。
それこそ、LINEの画面を四六時中開いてチェックできる人であるのなら、まだ可能性はあるかもしれませんがそんなことができる人はほとんどいないと思います。
ほとんどの方は本業を持たれている方だと思いますし、そんな方が仕事中にずーっと自分のスマホを気にしながら業務を行うなんて間違いなく業務に支障をきたすのはいうまでもないでしょう。
というか、いつ来るかわからないものに注意を向け続けるなんて精神衛生上も絶対によくないと思います。
またツール系の案件でよくあるのが、ツールトラブルによるメンテナンスです。
メンテナンス期間は当然配布されるツールが使えなくなります。
たちが悪いものだと、
「メンテナンス中のツールを再度使うためにはバックエンドの高額塾に入る必要があります」
みたいな売り込みによって、ユーザーからお金をふんだくるみたいなものも普通にありますからね。
今回のGrand Slamは今後どうなるかはわかりませんが、そのような恐れも十分にあると身構えた方がいいでしょう。
Grand Slamの更なる矛盾点
また今回のオファーであるGrand Slamのセールスレターには、投資ではつきものである
「負けた時のこと」
が一切記述されていません。
またこの手のオファーで多いのが、参加者がツールを使った結果稼げなく、参加者が販売者にクレームを出した場合
「稼げない可能性もあるのは当然ですよ。だって投資ですから」
と言われて終了のケースがほとんどだったりします。
負けた時のことは一切記述せず、いかにも確実に勝てる要素だけをアピールするというある意味で姑息な手段を使って、情報弱者からお金を吸い上げるのが高額塾の常套手段です。
また、百歩譲って今回のオファーで配布されるツールを使って稼げるようになったとしても、
・そのツールが使えなくなる
・そのツール利用者が飽和する
このような時は一気に稼げなくなる恐れがあります。
またツール一辺倒の投資、あるいは今回のように販売者からの指示のみを頼りにする投資ははっきり言ってその主導権の全てが販売者側にあると言っても過言ではありません。
例えば、このツールを使ってガンガン稼いだとしても、ツールの権限の全ては販売者である長谷川ナオヤ氏にあり、極論で言えば長谷川氏の一任でどうとでもなります。
それこそ、「ツールの使用を一旦停止します。再度ツールの使用をしたければ今までの勝ち分の全てをお支払い下さい。」みたいなこともできるわけです。
つまり、ツール一辺倒で稼ぐというのは
「リスクしかない」
と同時に
「リスクをコントロールできない」
のです。
そう考えた時にやはり、投資で稼ぐにしてもビジネスで稼ぐにしても
「自分自身に稼ぐスキルを身につける」
ということが1にも2にも大切だということが理解できるはずです。
Grand Slamのまとめ
それでは今回ここまでレビューしてきた、Grand Slamについて総括したいと思います。
まず、今回のような投資系の案件において
「確実に稼げるということはありえない」
ということは、絶対に認識しておく必要があるポイントです。
また、この手のツールは本当に使えないものが多く、仮にツールで稼げたとしてもリスクが多すぎるということ。
例えば
・ツールが使えなくなった場合
・ツール使用者が飽和した場合
などです。
また今回のオファーのように、販売者側からの指示をそのまま実践して稼ぐというビジネスモデルは、その主導権自体が販売者側にありいくらでも追加でお金を巻き上げらる可能性があります。
実際、投資系のオファーではそういった声が非常に多く、炎上案件がとても多い傾向にあるところから今回のGrand Slamへの参加は絶対にやめておいた方がいいというのが僕の意見になります。
もちろん、「それでも」という方は自由意志なのでご勝手にどうぞとしか言いようがありません。
ただ、僕から言えることは投資案件に安易な気持ちで参入し、地獄を見たという人はかなりの数に登るということです。
そのようなことから、僕は今回のような案件への参入には断固反対の立ち場を取らせて頂いております。
では今回の「Grand Slam」についてのレビューは以上です。
PS
ちなみに、僕のこの業界への参入期間は長くかれこれ10年程度になりますが、投資系オファー(今回のようなバイナリーオプションも含め)特にツールを使って投資をする系のもので参加者が稼げたという話は聞いたことがありません。
それこそ、そのほとんどが大金を叩いて入塾したのはいいものの全く稼げないどころか、投資したお金分赤字になったという報告ばかり頂いております。
中には身の丈以上のお金を借り入れて、そのお金の全てを投資に回し多額の借金を背負ってしまったという人からの相談も少なからず僕は受けています。
ですので今回のような投資系案件に関しては、軽はずみな興味で実践することは絶対におすすめできません。
投資とはまさにハイリスクハイリターンとしかいいようのないものですので、そのような覚悟がない人は安易な気持ちで参入しないようにして下さい。
PS2
ちなみに、そのような多額の借金を背負った人を1年で復活(借金の完済)させたのが以下のノウハウになっています。
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