根本です。

 

今回もブログ読者様よりレビュー依頼のあった案件について、徹底検証していきました。

 

今回レビューする案件も、最近非常に多い仮想通貨の無料オファーです。

 

仮想通貨バブルはほぼ弾けたのですが、この業界の仮想通貨ブームはまだまだ収まる様子はありません。

 

毎日のように仮想通貨案件は出てきています。

 

ただ、そういった無料オファーはあくまでも

 

「仮想通貨が流行っているから」

「仮想通貨というオファーの方が受けがいいから」

 

という理由でオファーを発信しており、オファー自体の中身は実際のところすっかすかという場合も少なくありません。

 

当然、そんなオファーに参加しても稼げるはずはなく、仮想通貨オファーは乱立しているのと同じぐらいその詐欺被害にあっている被害者も日々増えていっています。

 

もちろん、今回レビューするオファーも非常に危険なオファーに入るものだと思いますので注意が必要です。

 

というわけでしっかり検証していきたいと思います。

 

堀口祐介　ALL MILLIONAIRE JAPANプロジェクト



 

特商法の記載


運営元　　Enrgizy株式会社

メール　　info@amjapan.net

 

堀口祐介　ALL MILLIONAIRE JAPANプロジェクトのレビュー


 

「何もしなくても増える」

「だから今やるべき」

「暗号通貨の金の鉱脈に奇声せよ」

 

という文面を全面的に押し出す今回のオファー。

 

ヘッドコピーからして甘い謳い文句と「今がチャンスです！」と言わんばかりにはやし立て、緊急性を煽る文面はまさに情報弱者をターゲットにした危険なオファーの特徴です。

 

そして、堀口祐介氏のALL MILLIONAIRE JAPANプロジェクトのビジネスモデルは送られてくる動画を見る限り

「仮想通貨の自動売買ツールを使って稼ぐ」

というものだと思います。

 

堀口氏自身、ツールの特徴は大きなキャッシュを全自動で稼ぐことができ、しかも必要となるのもはスマホのみと言っているのですが、これは明らかに虚偽であると認識して下さい。

 

と言いますのも、そもそも論としましてツールというのはどのようなものであっても、

「過去のデータの集積」

によって作られるものだからです。

 

それこそ、AIと呼ばれる人口知能だって過去の統計の集積によって作られています。

 

つまり、言い換えればそれだけのデータがなければ有効な手を打つツールは作れないということなのです。

 

と考える場合、仮想通貨という市場はまだまだ歴史が浅く、自動売買ツールを作るほどのデータは到底出揃っていません。

 

少なくとも、株式投資やFXなど数十年単位の市場の動向と言ったデータの蓄積があって初めて成り立つものです。

 

しかし、仮想通貨というのはここ２、３年で注目され始めた市場でありその市場すたまだまだ未成熟なものであることは間違いありません。

 

それゆえに、その相場の変動の傾向も非常に不安定ですしとてもツールで対応できるような成熟した市場ではないのです。

 

つまり、それだけ未成熟で歴史も浅い仮想通貨においては到底十分なデータを取ることはできないということですし、そんな状態で自動売買のツールもクソもないということです。

 

もっと言えば、投資の世界はツールだけで稼げるほど甘い世界ではありません。

 

なぜなら、市場の相場というのはそこに人間が関わるものですので、不確定要素が極めて高いものだからです。

 

それこそ、決められたロジックで単調な売買を繰り返す自動売買ツールで人間が関わる相場で継続的な利益を出し続けられることなんでどう考えてもありえません。

 

少なくとも、僕自身は投資ツールのみを利用してお金を継続的に稼いでいる人は見たことありませんし、その大半は一円も稼ぐことはできていないと思います。

 

それどころか、大半の自動売買ツールなどは非常に高額なものが多いですので、大半の方が大赤字になっているということです。

 

というか冷静に考えて欲しいのですが、例えば利率10%を実現できたとしても100万が110万になります。

 

そしてその110万を継続して投資すれば、その110万が121万になるわけです。

 

もっと言えば、利率10%をキープしてそれを５年間継続すると、その元手となった100万円はなんと2億7000万ほどのお金になってしまいます。

 

10%の利率でもそれを継続していけば、その元手は５年間で280倍にもなるということなのです。

 

仮に、その利率を継続しながらもう５年（計10年）投資し続ければその100万は10年間で

「800億」

を平気で超えることになります。

 

これ冷静に考えたらやばいですよね（笑）

 

しかし、この業界に出回る自動売買ツールはその利率が10%を遥かに上回る数字を謳っているものがほとんどですし、今回の堀口祐介氏が手がけるALL MILLIONAIRE JAPANプロジェクトのような無料オファーでは利率10%どころか、

 

「何もせずほったらかしで億万長者になれる」

 

とでも言わんばかりの打ち出し方をしているのです。

 

要は、この業界にはそんなありえない利率を打ち出して自動売買ツールを販売していくということ。

 

その点をまずしっかり理解しておいて下さい。

 

それともう一点、その投資の利率の指標として欲しいのが世界的大富豪である投資家ウォーレンバフェット氏の利率です。

 

彼は、今のような大富豪になるために実現してきた利率は年間ベースで22%の利率、つまり1ヶ月ベースの利率で換算すると

「2%以下」

の利率しか出していません。

（しかというのが10%の利率と比較してです）

 

この約2%の利率を40年間継続してきて、世界トップクラスの大富豪になったのです。

 

つまり、それだけのトップ投資家であっても月の利率は2%ぐらいであり、そこと比較して時、この業界で出回るツールが言う利率10%という数字がいかにデタラメでありえない数字かがわかると思います。

 

そんな詐欺とも言えるツールが数十万で販売されている。

 

それがこの業界の実態なのです。

 

しかし、残念ながらそういった「詐欺とも言えるツール」を購入してしまう人は後を立たないのが実情です。

 

何より、そういったありえない利率を打ち出しているツールを購入してお金を稼げたというのはほぼ皆無と言う事実を認識しなければいけません。

 

今回の堀口祐介氏が手がけるALL MILLIONAIRE JAPANプロジェクトというオファーもその手の類のオファーであるということを認識するようにして下さい。

 

というか、そんなに稼げるツールならなんでわざわざ人に教えるだって話ですが。。。

 

また、このオファー発信者である堀口祐介氏ですが、これだけ仮想通貨ツールで稼いでいると動画内で豪語している割には、その情報はネット上に皆無です。


 

まぁ、この手のオファーは動画出演者は完全アルバイトであり、実は仮想通貨の取引すらしたことがないという人も少なくありませんので、当然と言えば当然ですね。

 

おそらく販売会社である「Enrgizy株式会社」という会社もペーパーカンパニーであり、このオファーが終わったら潰す計画だと思います。

 

これも無料オファーでは割と一般的なものですね。

 

無料オファーに自分のメールアドレスを登録する危険性


 

ちなみに、このオファーの特商法の記載とプライバシーポリシーを見てみると、以下のような記述が書かれています。

 

・弊社は、以下のとおり、個人情報を共同利用することがあります。

（１）共同利用者：各種セミナー、教材開発の主催者および共催者
（２）共同利用される個人データの項目

氏名（窓口担当者含む）
住所（郵便番号を含む）
Eメールアドレス
性別
電話番号
FAX番号
勤務先名
肩書き・部署
職業
お客様番号

（３）共同利用の目的

弊社および弊社のビジネス・パートナーの商品の発送に関する情報、商品、サービスに関する情報またはキャンペーン情報を提供するため
弊社および弊社のビジネス・パートナーのサービスもしくは商品の開発・改善を目的とした調査・検討を行うため
弊社および弊社のビジネス・パートナーのサービスもしくは商品に関する統計的資料を作成するため
お客様にとって有益であると弊社またはビジネス・パートナーが判断した情報を提供するため

 

つまり、これはどういうことかと言うとこの「ALL MILLIONAIRE JAPANプロジェクト」で登録したアドレスと他の人間に提供するということです。

 

それゆえに、あなたのアドレスは堀口氏以外の情報起業家にも渡り、見ず知らずの人間から迷惑メールのようなメールがガンガン送られてくるということになります。

 

その結果、あなたのメールボックスはそんな迷惑メールで埋め尽くされ、潰されるということ。

 

だからこそ、この手のオファーは無料だからと言って安易に登録してはいけないのです。

 

堀口祐介氏のインタビュアーとして登場する小野里はじめという人物


 

また、今回のALL MILLIONAIRE JAPANプロジェクトで無料で配られる動画には、堀口氏以外にインタビュアーとして小野里はじめという人物が登場します。


 

そして、この小野里はじめ氏という人物、実は過去に

・エブリデイ・ビットコイン

・ジャパンプレイアムクラブ

 

という仮想通貨売買のオファーを発信して問題になったという人物です。

 

また上記のオファーで小野里はじめ氏とビジネスパートナーとして共にオファーを展開していた人物が「松本太陽（敏彦）」という人物。

 


 

この松本太陽という人物はD9クラブ詐欺事件という高額塾の詐欺事件の当事者だったのです。

 

このD9クラブ詐欺事件というのは、ブラジルの企業であるD9Clubという会社に投資することにより、著しく高率な配当金（紹介のボーナスやバイナリーボーナス等の複数の配当あるいは報酬があるが、このうち52週にわたり出資者に毎週支払われる配当のみでも週利3〜8%程度となる）を得られるなどと宣伝し、オファー発信者含め、その背後にある統括組織からマルチ商法の手法を用いて下位の勧誘者を拡大し、さらに被害者を拡大させていくというネズミ講方式でお金を集めたというものです。

 

要は、高配当を謳い高い出資金を払わせる出資金詐欺みたいな感じでした。

 

また、あの有名弁護士事務所であるあおい法律事務所は公式に以下のような声明をブログで発表しています。

 

「D9商法の日本国内での拡散において不可欠な役割を担ったのが、上位勧誘者ら及びそのマルチ用の下部組織（勧誘グループ）である。首謀者に近い最上位勧誘者としては”藤山カルロス”がおり、他に”湯田””柿野””佐藤””泉””松本”などが知られている」

（まぁ、これ全員無料オファーを行っている情報起業家ですね苦笑）

 

これをみればはっきりと詐欺行為をしたという人物に「松本」氏の名前が上がっているのがわかると思います。

 

つまり、今回の堀口祐介氏のALL MILLIONAIRE JAPANプロジェクトの動画に登場する小野里はじめ氏は、そんな詐欺の疑いがある人物と共にビジネスを行っていたという過去があるのです。

 

その他にも

 

・鈴木信宏　セブンシーズプロジェクト


・筒井祐介　全日本恩返しプロジェクト


・加藤大志　リリースマネープロジェクト


・川口幸司　グロースリッチビジネス



 

と言った非常に評判が悪かったオファーでインタビュアーを勤めていた過去もあります。

 

この手のオファーは動画も含めて、全員で作り上げていくものですので当然ここで上げた収益は小野里氏にも入るわけです。

 

つまり、炎上案件の片棒を担いだということ。

 

また、小野里氏はあの泉忠司とも密な友好関係があることも有名です。

参考：また詐欺？泉忠司の仮想通貨BANKのレビュー

 

つまり、今回のALL MILLIONAIRE JAPANプロジェクトの動画に登場する、小野里氏とはそのように非常に危険な人物であるということ。

 

そして、そんな人物と共同でオファーを発信しているのが今回のALLMILLIONAIRE JAPANプロジェクトの堀口氏なのです。

 

何より、こういった無料オファーはこういった横のつながりが強く、あなたのメールアドレスや情報を共有しているということも認識しておいて下さい。

 

また、ALL MILLIONAIRE JAPANプロジェクトでは、セールスレターや動画内で

「何もしなくても増える（稼げる）」

ということをこれでもかと提言しながら、特商法のページでは

「本商品に示された表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではございません」

という表記があります。

 

この表記があるということは、仮にあなたがこの無料オファーの後にある高額塾に大金を払い参加し、成果がでなくても返金などに応じない危険性があるということです。

 

まぁ、いずれにしてもそれだけ無責任なオファーであるということを認識しておいて下さい。

 

当然、僕からは絶対に参加してはいけないオファーだと断言しておきます。


仮想通貨は今後も稼げるのか


 

最近ではかなりメジャーになったビットコインなどの仮想通貨は、話題になった当初は非常に危険であり、なにやら怪しいシステムだと世間的に言われていました。

 

ただ、昨年の仮想通貨バブルの相まって今では仮想通貨事態に怪しさや危険性を感じる人は少しづつ減ってきたように感じます。

 

それこそ、新興の仮想通貨は抜きにしてビットコインや、イーサムリアといった有名銘柄の仮想通貨に対しての根本的な不信感はほぼないというのが実情ではないでしょうか。

 

ただ、その値上がり値下がりといった相場変動に関しては完全に過渡期であると僕は見ています。

 

それこそ、昨年までのような

 

「ただ持っているだけ値が上がる」

 

なんていうこと今後まずありえません。

 

これは昨年の仮想通貨有名銘柄の値動きと、最近の値動きを比べてみれば一目瞭然ですね。

 

最近では、ビットコインなどは定期的に暴落が起こっていますので、相場の変動事態はまさに過渡期だと思います。

 

当然、今後さらに値上がりする可能性もないとも言えませんし、どんどん下がっていって１年後には仮想通貨事態に対して「そんなものあったなー」程度のものになっている可能性もあるわけです。

 

ただ、確実に言えることは今後の仮想通貨の同行は

 

「全く不透明」

 

だということ。

 

要は、仮想通貨の先行きは全くわからないということです。

 

しかし、あなたが仮に今後お金より確実に、より大きく稼いで行きたいのであれば、そういった先行きが不透明なものに「一か八かの賭け」の如く、手を出すべきではないし、僕自身はそういった先が読めないものには一切手を出していません。

 

何より、いつの時代もこういったブームが起こる際、もっとも稼いでいるのはそういうブーム自体の「情報」を売る人間であり、そのブーム自体のサービスを提供する人間です。

 

そして、多くの人はそういう人たちが発信する情報に踊らされ続けています。

 

その情報に踊らされる人が増えれば増えるほど、そういう情報を発信する人たちは多くの利益を得ることができるわけです。

 

それゆえに、この仮想通貨ブームでもっとも堅実に、もっとも多く稼いでいる人は実際に売買を行っているプレイヤーではなく、

 

・仮想通貨に興味や関心がある人が増えることで、儲かる仕組みを確立している人

・その情報やサービスを提供している人

 

なのです。

 

もちろん、それは今回レビューしました革命的コインなどの無料オファー発信者たちも含まれます。

 

少なくとも

 

「仮想通貨は稼げる」

 

という情報は、こういった人間が自身の利益を増やしていくために流している、彼らのとって都合のいい情報であるということは間違いない事実であり、そういう情報であることを認識しておいて下さい。

 

あるいは、自分自身がそういった人間の側に回る莫大な利益を得ていくかです。

 

要は、仕掛けられる側にい続けるのではなく仕掛ける側に回るということですね。

 

今はどのような立場の人間であっても、仕掛けられる側に回ることができる時代であり、それこそパソコン一台あればそんなことができてしまう非常に恵まれた時代だと思います。

 

あとは、そういった仕掛ける側に回るために必要な情報や知識を集めらるかどうか。

 

要は、昨年や今のような「ブーム」と言った新手のお金儲けの情報が出回り始めた時、仕掛ける側に回れる人はそういう視点でブームというものを見ているのです。

 

少なくとも、僕自身は仕掛ける側にい続けてビジネスをしていますし、そういう人たちを育てている人間ですので、

 

「堅実に大きく稼ぐ方法」

 

が明確に見えている以上、あえて仮想通貨のような先行きが不透明、かつリスクがあるものに自分のお金を投資しようとは思いません。

 

そういう意味も含めて、今後仮想通貨が稼げるかどうかはわかりませんし、先行きは完全に不透明だというのが僕の意見です。

 

ただ、先ほども申しましたが昨年のように

 

「ただ持っているだけで稼げる」

 

ということは今後まずありえませんので、相場の動向などを正しく判断できない人は仮想通貨で稼いでいくことはまず無理だと思いますね。

 

少なくとも、仮想通貨ブームは今後しっかりと沈静化して行きますので、仮想通貨に関してよっぽどの知識や情報、あるいは投資自体に覚悟がない人は足を洗った方がいいのは間違いありません。

 

はっきり言えることは、より堅実に大きく稼いでいきたのであれば、稼ぐべくして稼いでいくビジネスをその時間と労力を傾けていくべきだということです。

 


というわけで今回は以上です。




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